春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

キメについて

最近は楽曲の中の「キメ」を効果的に使う方法を考えている。

 

といっても僕の音楽はポップスでもジャズでもイージーリスニングでもないので、キメが必要なのかはよく分からない。だけど自然とここで跳ねたい、というところでは入れてみたくなる。キメを多様するとなんだか、媚びた感じになる。次がサビです、分かってよね、ということで急に易しくなってしまう。つまり良くも悪くも分かりやすくなる。分かりやすい音楽はいいと思うんだが、この曲の中で必要かどうかという点で考える。使うとしても1曲に1回か2回が限度だと思う。2回目のサビ前とかね。

 

独奏でのキメはバンドやアンサンブルに比べてインパクトがないかも知れない。その面でも要否の判断は慎重になる。自然と入れたくなるものだけ残すことになるんだよなぁ。媚びた感じと書いたけど、同時に急に恥ずかしさみたいなものを感じる。歌で言うと急に「イェー」とか叫ぶのと同じだ。分かりやすくて、恥ずかしい。だから絶妙なタイミングじゃないといけない。いっぱい失敗してみよう。時間はある。

 

モダンタイムス

仕事で上司と話す機会があった(普段ほとんどそんな時間はない)ので言いたいことを言った。結構モヤモヤしていたのか、かなり饒舌に話してしまったがちゃんと受け止めてもらえてうれしかった。誇りがもてない、という言葉を使った。ここで詳細は書けないけど、まぁ面白かった。よく考えたら連れと心の友、つまり家族以外とほぼ話していなかった(業務の「お客様」を除く)。朝、家を出て、夜、家に帰るまで「お客様」以外とまったく話さないこともある。モダンタイムス。かなり異質な時間を過ごしているのかも知れない。そのことについて疑問に思うこともない。つまらんとは思う。その原因も分かっている。

 

だから家に帰って家族と話すのが楽しい。

 

鷹の爪

10月に入った。もう雪が降るまであっという間だろう。自分用の自転車を買うのをためらう理由である。

 

9月に出た給料が多かった理由が分かった。8月の仕事のとある結果が所属する部署で一番だったからだった。誰にも言われず、特におめでとうとかもなくこっそりしっかり給料が2万円以上多く振り込まれていた。それがひっそりと業務のwebページで報告されていた。なんじゃそりゃ。ただやり方は分かったしリターンも分かったのでこれからはそれを目標にしよう。ようやくやりがいが出来た。お金は欲しい。2万円なんかと思う人もいるかもしれないが僕には大金なのだ。貯めれば連れにカメラを買ってあげられる。がんばろう。

 

こころ

V-Accordionは電子楽器だからか「音が鳴る喜び」「正しく和音が鳴っていることの喜び」を忘れかけていた。練習してて、ふと、これ鳴ってるだけでも幸せじゃん、と思ったら急に指から手、手から肩、肩から身体に力がみなぎって、結果的に曲に力が宿った。心が大事ってやつだ。こういうのは生楽器ではもっと顕著だった。でも電子楽器でも同じことを体験した。それでいいんだし、そこが大事なんだ。かと言って何も考えずに弾くぜ!ってやって大失敗したことは最近も20年前もあるので、心が大事だと言えるほどの練習はする必要がある。少なくとも僕にはそうだ。でもどっちも大事だよ。

 

ところで昨日書いた音色はやっぱりこの曲のフレージングというかメロディー自体が最初からサックスだった。だからサックス曲だと思った。

 

音色によるフレージングの違い

一人の時間が多かったのでたくさんバヤンが弾けた。V-Accordionのサックス音色で作った新曲をマンドリン音色で演奏したら、新しいフレージングが生まれた。やはり楽器の音色によっていつも同じではいられないのだ。まぁそらそうだよね。管楽器とピアノとギターと同じはずがない。マンドリンは前曲で初めて使用して今ではすっかり気に入ってる。サックスと比べるとやはり跳ねやすいのが長所。でもサックスみたいにリズム無視して弾いてもそれっぽくはならない。面白いなぁ。で結局どれが正解なのかな。どれも正解なのかも知れない。

 

肉まんブーム

最近、肉まん(中華まん)をよく食べている。昨日は1個食べたけど今日はもう2個食べて、さらにこれから1個食べようとしている。思えば3食肉まんだ。今日は連れとバスで西区に行き、商店街に昔からある中華まんを二人で食べた。蒸し器が並んでて、中の餡が甘辛い。これを食べてしまうとコンビニの肉まんは食べられなくなりそう。久しぶりの食べ物ブームだなぁ。

last harmony

新曲の最後の和声ができた。真夜中に起きてバヤン君と遊んでいた時だ。これひとつでその日全部の悩みが解消できたような清々しさを覚える。和声だけでもダメでメロディーだけでも物足りない。リズムだけでももちろん…。エモーションのために色々なことがやれると思う。

 

イメージとしては2日ほど前に「星空」を感じた。前曲で思ったことだが、タイトルは、ストーリーが背景にあるんだけど映画みたいに起伏のある映像ではなく、背景を一枚の絵というか写真のように切り取ったものにつけるタイトルだと思ってつければよいのだ。つまり映画のタイトルではなく写真か絵画のタイトルだと思えばいい。ストーリーという背景は実は明確にあるのだけど、それは暗示されるだけで明示されない。そのぐらいがちょうどよいのだと思った。いいタイトルが付けられるかな。さっき浮かんだのは牛車に乗った(乗せられた?)少年が星空を見上げているという一枚の絵。少女でも男性でもなく少年なのだった。そういうメロディーなんだ。うまく言えないが。

 

僕が真顔で歩いていても頭の中で流れている音楽は人には分からないだろう。うまく頭の中を表現出来た時は自分と歩いていこうと思える。なかなかそんな日は少ないんだけどね。