春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

作曲とライブ

またも週の後半は雨がちだ。

 

いま作ってる曲の作曲が順調だ。作曲は楽器の演奏にとって色んなことを教えてくれる。奏法による響きやグルーヴの違いとか。右手がピアノ音だとおかずを入れたくなってしまうこととか。あーもちろん音色によっておかずの内容も違うよね。

 

僕にとって5分楽しめる曲は世の中にそんなにない。曲の長さってそんなに長くなくていい。5分なんて基準をなぜ出してきたかというと歌モノをやってたときはそれを目安にしていた(結果的になっていた)からだ。5分以上だと長くて5分未満だと短く感じる。つまり、

 

イントロ→Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ(サビ)→イントロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ→ブリッジ→Dメロ(トリオ)→Cメロ→Cメロ→エンディング

 

みたいな流れのこと。もちろんサビがいきなり始まるような曲も少なくないけど、ジャズはもっとシンプルでもっと自由だったりする。32小節を繰り返してるだけだったり。ただその中身が、奏法やらソロパートを変えたりして変化がある。

 

よく思うことなんだけど、CMやらテレビ番組なんかでちらっと耳にしたジャズの曲を検索してYouTubeで一曲通して聴くと途中で飽きてしまったりするんだw 実はCMで使われた部分だけが刺激的に思えたが全部聴くと「あれ?こんな曲なんだ」って思ったりする。

 

だけど、そうしたYouTubeで聴いて僕が飽きる多くはほぼすべてリリース音源なのだと気づく。動画であっても、ライブ演奏だと不思議と全編聴けてしまうんだよなぁ。さらにライブ音源ではなくライブそのものに参加していたらもっと違う。その場にいるってことが特別な意味を持つから、もはや聴くという積極的な意思を持たなくても、そこにいればいい。

 

結局、ライブこそがもっとも深い意味を持つように思う。だから作曲してても、作ってるより自分の中でアドリブの打ち合わせをしているような感覚なんだ。