春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

グルーヴの謎

今日から本格的に3曲目に取り掛かっている。2曲目に飽き始めた頃、次のメロディーが浮かぶものだ。それになんだか、月曜日は新しいことを始めるのにふさわしい。

 

そうそう、2曲目はとにかく色んな奏法で試しているけど、ここにきてアコーディオンに戻っている。アコーディオン音のいいところは自然とグルーヴが出ることだ。単音にもニュアンスがこもりやすい。弾いている本人が自然と盛り上がる。これはベローズ(蛇腹)が活用されているからだろうか。

 

グルーヴの解釈は難しい、らしい。グルーヴのまとめサイトまである。一般的には譜面上にはなくて演奏する時に出てくる「うねり」みたいなものだとか言われるけど、僕にはよく分からない。ただ体感することは出来た。アコーディオン音だとなぜピアノ音よりグルーヴが生まれるのか分からない。蛇腹だけではすべてを説明できないけど、かなりの部分をそれが負っている。

 

僕の曲はピアノ音で作ったくらいだからまったくアコーディオン的じゃないけど、にも関わらずアコーディオン音のほうがグルーヴが出るのは謎だし、面白いと思ってる。音楽の要素はグルーヴだけではないので、グルーヴ感が強い曲が弱い曲よりも必ずしもよい曲だとは言えない。でも、グルーヴがある演奏は人の耳目を引き寄せる力があるとは言えそう。そして大事なことは演奏する自分自身がグルーヴによって興奮していることが分かるのが面白いな。これも楽器の構造上の特徴なんじゃないかな。