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バヤニストの独り言

V-Accordion用のヘッドホンを探す旅(4) ~最後の言い訳~

V-Accordion用のヘッドホンを探す旅、いよいよ最終回 第4回です。第3回はこちら。

 

bonkasugai.hatenablog.com

 

 

純正でもダメだった話

ヨドバシに着いた僕はものの数分でRolandのヘッドホン、RH-200を買った。念のため直前にネットで密閉式であること、カールコードであること(カラバリのRH-200Sはストレートケーブル)を確認した。まぁ以前からレビューとかはさんざん見ていたので値段も含めて特に懸念はなかった。

 

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包装はいたってシンプル

 

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ミニ→標準ステレオ変換アダプタはaudio-technicaと同じネジ式くるくるタイプ

 

早速、FR-1xbに配線してピアノ&ウッドベースで試す。あれ?うーん、こりゃ困ったぞ。たしかにATH-M50xWHよりは楽器との距離が近く感じる。でも依然として音源と耳の間に霞のようなもやもやがある。ウッドベースは聞こえやすいがピアノやギター音色の中音域がクリアじゃない。ヘッドホンの技術的なことは分からないが、これ取説にあるような他社ヘッドホンだと音量が出ないかもというような話じゃなく、V-Accordionの減衰系オーケストラ音色の音源とヘッドホンの機構とか構造の組み合わせの話なのだと思う。

再び元から持ってるATH-PRO5Vに付け替える(念のため変換アダプタもそれぞれ試して初期不良の可能性を切り分けした)。なんと、3つの中でこれが一番クリアにピアノが聞こえるじゃないかい!なんで純正でもダメなんだ。これはかなりのショックだった。費用のこともこの時点で思い出して初めて損したって気になった。

 

これはFR-1xbであくまでピアノ(ギターも)+ウッドベース音色での話に限定されます。アコーディオン音色や他のオーケストラ音色、オルガン音色(これも若干音が小さく感じる)ではRH-200で十分な音量を得られます。たまたま僕がアコーディオン音色はまったく使わない演奏スタイルだから問題に感じるので、参考にされる方はご注意ください

 

ここに来てATH-M50xWHへの最後の未練すら吹き飛んでしまった。なぜ、世界が認めたアメージングなモニタヘッドホンや他ならぬV-Accordionメーカー推奨の純正ヘッドホンですらピアノなど一部の音色では音量が小さく音がクリアではないのか。なぜ、10年前に買って使い倒した安価なDJ向けモニタヘッドホンの方がいい音を鳴らすのか。

 

ヘッドホン探しのまとめ

なんだか悲しくなってくるがここまで来たら今回体験したことを正確に書く使命がある。そもそも僕は何がしたかったか。この楽しい音楽活動をより楽しくしたくて新しいできれば見栄えの良いヘッドホンを探しだした。つまり目的は、高機能でおしゃれなヘッドホンを探すことではなく、音楽活動に活かせるヘッドホンを探すこと。今回、その目的は果たされず、理想は現実のものにはならなかった。この続きは次の機会へと引き継がれるだろう。

 

まずAudio-TechnicaのATH-M50x。国内のレビューでは見たことないレベルで高評価ばかり、さらに世界的にも評価される逸品だ。だから安心して買った。 実際に音源をスマホで聞いた時にはアメージング!と思った。デザイン、手触り、着脱ケーブルなどの実利性、そしてこんないいモノ持ってるという所有欲まで満たしてくれる素晴らしいヘッドホンだ。オーディオの専門家やテクニカルライターじゃなくても「これ1本だけでもう他はいらないかも」と言わしめるほどの名機。時に限定生産で特別色のモデルが出ることから人気あるんだなと思わせる。

 

そしてRolandのRH-200は電子楽器メーカーである同社のヘッドホンでV-Accordionのページでもアクセサリーとして推奨されている。audio-technicaOEM供給を受けているのか、パーツはATH-PRO5Vにもかなり似通っている。いずれにせよその機能に問題があるはずがない。

 

これらのヘッドホンは、V-Accordionで、少なくともFR-1xbのオーケストラ音色の一部では使えないという判断をした。ピアノなど一部のオーケストラ音色を使わなければ問題なく利用できます。問題は音量が小さくクリアじゃないこと。何をどうしてもあの霞のようなもやもやを防ぐことができなかった。まさかこんなにストレスになるとも思わなかったな。ヘッドホンはしっかり聞こえなければ用を成さない。ある意味、僕のような限定的な用途でさえなければ最高のパフォーマンスを発揮しただろう。

 

別の「一日前の僕」へ

僕はいつでも一番のお気に入りだけを持っていたい。今回は本当に勉強になった。僕の手元には包装もきれいな2つの新品ヘッドホンがある。これはこれで、と普段の音楽鑑賞などに使おうという気は起きない。授業料だけ払ったつもりで、フリマアプリで売ろうかな。お金を取り戻すというよりも、僕よりももっと必要としてる人のところに行った方がきっと価値がある。「このヘッドホンが欲しい!」と強く願ってるどこかの誰かを喜ばせて欲しい、一日前の僕のような誰かを…。

 

今後どうするかな。唯一合格ラインのaudio-technicaのATH-PRO5Vはもう生産完了してるから、これに似た機構のヘッドホンを探すか。YAMAHAなど楽器メーカーの電子楽器用を少しずつ調べるか…でも純正でもダメだったしな。今後も試す価値はあるだろうが、今回は気力と財力を使い果たした。いったん旅を終えるしかない。

 

ここ数日、ヘッドホンについてばかり調べてるのでブラウザでしつこいぐらいにヘッドホン関連の広告ばかり表示される。しばらく忘れさせてくれよ!笑

 

今回の記事、今のところ連れを除くと世界で誰も読んでないと思うけど、いつか誰かの役に立てれば幸いです。ありがとうございました!

 

V-Accordion用のヘッドホンを探す旅、一旦おわり。次回、続きを書いた時にはこの記事も更新します。

 

第5回を書きました。こちらからどうぞ。

bonkasugai.hatenablog.com