春日井ボンのボンかすLIFE

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日本人バヤニストの生活と日々

絵本作家には絵本屋が必要だ

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「無料でアートを楽しむ」月間。今日は連れの同級生の画家さんの原画を展示している絵本屋さんに行く。ここ数年行っていたサッポロモノヴィレッジには今年は行かない。いまは入場料すら払うのがしんどいのと、気にいったものを何も買えない中で行くのは寂しいから。

 

その絵本屋さんは住宅地の中にある。正しくは絵本専門書店と言うべきだが、「えほんや」という響きが合っている。妙に旨い蕎麦屋があるような雰囲気でその店はあった。ご主人が話し好きな方で、結局1時間ぐらいはいた。連れは同級生の絵本を2冊買った。

 

僕がそこで気付いたのは、絵本作家には絵本屋が必要なのだなということ。絵本屋は絵本作家に代わって営業してくれる代理人みたいなものだ。僕に必要なのはなんだろう?ミュージシャンと言ってもいろいろある。作家の中にベストセラー作家から同人詩人から絵本作家から政治的なライターからと色々いるようにだ。ライブハウスなのかレーベルなのかなんなのか、なんだろう。

 

僕が歌モノをやっていた20年前(1998年ごろ)と今は状況は違う。当時はインターネットはまだこれからの時期で、SNSのような広がりのあるものもなかった。誰も見ないような「オリジナル曲をみんなに聞いてもらおうゼ!」的なアップロードサイトぐらいしかなかった。一方で新聞、テレビ局、ヘタすりゃラジオ局の影響力が大きかった。新聞やテレビに出演する(掲載される)ことは、それだけで名誉なことだった。今はそうでもないだろう。YouTubeが設立されるのはもっと先の2005年、日本国内からのYouTube利用ユーザが1000万人を超えるのが2007年。僕が映像制作を楽しんでいたのはちょうどその頃だ。

 

このところ、とりあえず、外に出たい、人と喋りたい、友達になれなくてもせめて音楽関係の知り合いが欲しい、という気分になっている。ということで音楽活動用の名刺を作ろうと思い立った。もちろん、できるだけお金をかけずに。帰宅してから僕のラフデザインから連れがillustratorで作ってくれた。あぁでもないこうでもないと二人で話し合っているのは楽しかった。ラクスルで急ぎじゃないプランで頼めば100枚なんと500円以下のようだ。楽しみ!