春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

腐れ縁

気がつけば、20年以上前にバヤンでオリジナル曲の弾き語りをしていた時と同じような方法と手順で曲を作ってる。楽器をすごく適当に弾いていて左手のベース音と右手の和声の組み合わせで「あ、これいい」と思うものが一つあればそこから展開していく。あとはベースラインの動きを基本に右手側のメロディーを作る。4小節くらい作れたら後はもう永遠に「こうだったら自分が気持ちいいな」という展開を作っていくだけ。

 

逆に、当時との違いは歌モノの時はリズムさえはっきり決まれば和声で流しちゃうところが多くて、演奏(つまり伴奏)は決してメロディアスではなかったけど、今はインストだから和声で流すのは最小に留めていて当時よりはメロディアスだろう……ということ。

 

あの頃の僕は20歳過ぎだった。そして20年以上が経ったというのに、8割方は同じような作り方で作ってる。(成長がなくて)20年はなんだったんだという思いもあるけど、変われていない自分が少しだけ愛おしくもある、腐れ縁的な意味で。