春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

立って弾く(1)

ある日、立って弾いてみたら調子良かった。

 

立って弾くか座って弾くか。これはひとつの大問題だ。こないだの初ライブは座ってやったけど、あれ?なんで座ってたんだっけ?

 

作曲する時、座ってた。別に立って作曲する必要はないからだ。アコーディオンは立ってでも座ってでも弾ける。長時間立ってるのはしんどいというただそれだけだ。そのつながりで座って演奏動画を撮影してアップしてきた。でも座ってじゃないといけない訳じゃない。なんで座ってたのかよく分からなくなってきた。

 

アコーディオン奏者の方のブログなんかを見てると皆同じことを書いている。「姿勢はテクニックよりも大事」ということと「座るならベストな椅子を探す(把握する)、立つなら普段の練習から立つ」ということ。特に人前で演奏するなら普段と違う姿勢になることでできるはずの演奏が出来なくなると。仰る通りだと思います。

 

20年前の活動時は最初立って演奏してた。その頃の楽器は重くて、支えるために左足を少し上げたいのだがギター用の足台だとちょっと低すぎる、みかん箱まで行くと高すぎる。100円均一の植木鉢置きみたいのを代用してたこともあった。楽器が重いとどうなるかというと、開いた蛇腹を戻す時にすごく体力がいる。それが苦しくて座る方向に行った記憶がある。バンド形式じゃなく完全に弾き語りになるとアクティブさは必要じゃなくなり、座ることに違和感がなかったのだ。楽だし。

 

V-Accordion FR-1xbは軽い。6.4kgしかない。これはアコーディオンではかなり軽い。立って弾いても蛇腹戻す時にしんどさはない。さすがに長時間弾くと左手の前腕が少しずつピリピリと痛んでくる。でもライブくらいなら持つだろう。

 

ちょっと立ってやってみようかなと思った。僕はまだ右手キーをほとんど見てじゃないと弾いてられない、部分的にジャンプが少ないパートの時は見ないでもいけるけど。見るためにはのけぞる感じになるけど、背もたれなしの椅子よりも立っている方がまだ安定する。座ってのけぞって背もたれがないと下手したらオーバーヘッドという事故を起こす可能性が否定できない。けがはまずい。そんなわけで昨日あたりから立って練習を始めた。ちょっと新鮮!見た目がどうなのかは分からないけど、なんなら移動できるから慣れてきたらステージに動きがあるのはそれは良いことなのだろう。