春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

立って弾く(2)

V-Accordionを立って弾くようになっていろいろメリットが分かった。(あくまでも僕個人の感想ですよ!)

 

1.集中力が増す

なんででしょうね、普段より2割増しくらいで集中力が増すのでミスが減る。座るとリラックスするけど、僕の場合はそれがプラスにならないのかも。まぁ人によって違うでしょうね。それか今まで座ってたのが急に立っての演奏だから変化があって集中できるのかもね。

 

2.蛇腹の戻しが楽

筋肉の詳しい話は分かりませんが…開いた蛇腹を戻す時の体力ってたぶん座ってだったらそれこそ左腕を中心とした筋肉だけでやるんでしょうが、立ってだと自然と負荷が分散されるからなのかも知れません。よく分からないけどかなり楽に感じる。単音だけ鳴ってる一瞬だと音を切れずに折り返せる。

 

3.ストラップがずり落ちない

座って演奏してると左腕側のストラップがずり上がって抜けることがたまにあった。先日のライブ中にも発生しストレスになってしまったけど、立ってやる限り地面に引っ張られるから起こりえない。ストラップをもっと縮めろという話かも知れないけどこれバヤンについてたストラップだからロシア人用で最小まで縮めて穴がもうないのよ!でなんとなく穴開けようかなと思いつつやってなかった。立つことでこれが解消。

 

4.ライブをイメージしやすい

これも今まで座って練習してた故の反動だろうけど、立ってる方が普段の生活との差別化が図れる。特別感があるというか。だから練習してるだけで「今ライブで演奏してるぞ…」というイメージが自然と掴めるようになった。やったことないけど姿見が出来る鏡を置いてやると何かのチェックになるかも知れない、やったことないけど。

 

5.禁断の省エネ奏法が可能

僕のようなアコーディオンの基礎のない人間はこれをやってしまう。省エネ奏法とは僕がいま名づけたのですが、蛇腹を開く時は左側を地面に向けて重力によって蛇腹を開く(落とす)こと、そして蛇腹を閉じる時は逆に左側を上げてこれまた重力の助けを借りて蛇腹を閉じること。まぁ邪道中の邪道だろうとは思うけど、しんどい瞬間にこの手は使える。こんなの座ってはできないし気付きもしなかった。

 

一方デメリットというと…

1.長時間連続では練習できない

年齢のせいではない。こりゃもう体力つけるしかない。

 

2.左手の大ジャンプがややしんどい

ベースキーが大きくジャンプ(移動)する時にはその隙に楽器は重力に引っ張られるので、蛇腹が極力閉まってる状態じゃないとリスクがある。

 

ということぐらいですかね。疲労はあるけどいまはそれすら気持ちよく感じる。なんだか爽快感があるね、ストレッチとかと同じ感覚。そんなこんなで総合的に言って2割は上手に弾けるようになったと思う。だから言われるでしょ、姿勢はテクニックよりも大事なんだって。いいこと尽くめじゃないか。やってよかった。