春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

車検から戻った当日、車が公道でエンジン停止した話

今日はうちの子(自家用車)が車検から戻ってくる日。連れと一緒にカーコンビニ倶楽部に取りに行った。その足でイオンに行き、二人で食事した。帰路の途上、事件は起こった。

 

なんと走行中に充電警告灯とエンジンオイルのランプが点灯し、みるみるハンドルが重くなっていく。あぁ来るぞ!「せめてもう少し走って…」と語りかけながらアクセルを断続的に踏むも、その思いも空しく、エンジンはシュ~と静かに停止した。

 

場所はイトーヨーカドーの立体駐車場出口そばの裏通り。片道1車線の道路上。昨日の大雪で路肩には雪が積まれてるから路幅は本来よりかなり少ない。運の悪いことにちょうど道路の中央にラバーポールが立っていて、僕を追い抜いて後続車が進むことができなかった。

 

後方からはしばらくブーブーとクラクションを鳴らされたが、連れと二人で頭上でXを作ることしか出来ない。すると「どうしたの?」と後ろのトラックの運転手が声をかけてきた。エンジンがかからくなったと言うと「じゃーニュートラにしましょっか!後ろから押すから」とすぐさま運転手二人がかりで押してくれた。なんと優しい男たち。それすら思いつかないぐらいにパニックになっていた。なんとか迂回できるぐらいのとこまで押してくれて、陳謝した。後続車がはけて、ちょっと落ち着いた。さて、何度エンジンをかけてもセルは回るがエンジンかかると同時に充電警告灯が点いてエンジンが停止する状況だ。

 

結局JAFを呼ぶことにした。うちの子を購入した4年前に加入してから初めてだ。以前の車で一度呼んだことがある。30分ぐらいで来てくれることになった。ちなみに運搬となった場合、JAF会員だと15km以内なら無料とのこと。自宅までは5kmほどなので料金はかからないと分かった。

 

エンジンをかけると同時にアクセルを強く踏むと数秒間はエンジンがかかり数mは進める。連れが近くのコンビニに温かい飲み物を買いに行ってくれている間、しばらくエンジンを切って放置してからかけなおすと充電警告灯が消え、普通にエンジンがかかった。邪魔にならない場所まで進み、切らずにJAFを待った。

 

JAFの担当者が現れてにこやかに挨拶してくれた。点検してくれたが、はっきりした原因は分からないようだ。状況からは電気系統が問題なのだが。「とりあえず今は問題なさそう、ただ一度なるといつまたエンジン停止するか分からないから、このままディーラーなりに直行した方がいい、今は走れそうだから後ろからついていきます。もし走れなくなったら運びます!」とのこと。なんと頼もしい。とても安心した。

 

カーコンビニ倶楽部に電話したらかなり謝っていて是非点検しますと言われた。そら車検から戻った当日に公道上でエンジン停止ってねぇ。JAFの車を引き連れて移動というあまりない体験をした。普通に走れたがちょっといつもよりハンドルが重い。JAFさんが店舗の人に状況を話してくれた。結局うちの子は今日帰宅できず、点検のため預けることになった。

 

ところで今回の車検では、ラックエンドにがたつきがあるということで合計11万円もかかってしまっていた。軽自動車でエンジンオイルとエアコン関係以外には何もオプション付けてないのにその値段。そんな中での今回の事件でこれ以上の修理代は正直とてもきつい。帰ってから調べるとやはり発電機=オルタネータの異常というか劣化が原因なのかなと思った。最近、カーステレオが消えたり点かなかったりしたのも辻褄が合う。ネット情報ではオルタネーターの交換となると新品だと5-10万円かかるが中古品なら1万円ほど+工賃で行けるかも知れないとのこと。車検後当日の現象ってことで安くやってもらえないものだろうか。というか車検の前の整備で充電量のチェックとかそういうのは必要ないものなのか。まぁ必要ないからやらないんだろうな。

 

よく考えたらこのタイミングでというのは修理店に対して多少は強く出れるからある意味で最良だったとも言える。そのほかにもいいことはあった。JAF会員で家の近所だったから無料だった。停止したのが裏道だったのもせめてもの救い。幹線道路の右車線だったりしたら…もう目も当てられない事態になっていただろう。下手したら交通事故の可能性もあったのだ。寒かったが大雪じゃなかったし日中だったし。全部うちの子が力をふりしぼって守ってくれたんだよな。僕はそう思う。

 

さてうちの子、いつ戻ってくれるだろう。早く会いたい。