春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

動画アップしました!(15)

V-Accordionのオリジナル曲、15曲目をYouTubeにアップしました。

 

春日井ボン - Essence (original)


Bon Kasugai - Essence (original) V-Accordion FR-1xb Solo

 

音色は前回同様、ストリングスを使用。前回よりさらに一人オーケストラ風を意識しています。ベース音色はフレットレスベース。スマホそのままではうまく聞こえづらいのがちょっと残念です。

 

今回の曲は明確にインスパイアされたものがありました。それはフィギュアスケート。このブログでも平昌五輪の時にちらっと書いてますが僕はフィギュア競技を観るのが大好きです。ふと「フィギュアスケートのBGM」という目的で作曲したらどうなるのかな…と思って、20年前に作曲した曲のエッセンスを作り直してみた次第です。

 

フィギュア競技でもいろいろあるけど僕は男女ともにシングルスケーティングが好きだ。大観衆の中たった一人で音楽に合わせて滑り、ジャンプし、表現する。その極限の緊張感を代償に得る大喝采。少しの体調の変化でも演技に影響がある。成功するかどうか分からないジャンプ。体力と神経をすり減らして練習の成果を見せる。楽器の生演奏とすごく近いものを感じます。曲が出来ていく過程で僕は無謀な夢を見た。いつかこの曲が世界のどこかのフィギュアスケート選手に採用されてBGMとして使われるという。その無謀な夢にかきたてられて、指先まで気を払って表現するフィギュアでの動きをイメージしつつ、曲のフレージングを施しました。

 

聴いた方がどんなイメージを持つか分かりませんが、僕にとってはこの曲は孤独におのれと闘うフィギュアスケート選手の演技そのものなのです。自分で言うのは恥ずかしいけど、ラストの盛り上がりは途中の演技がどうあれ華麗なスピンで観客を魅了するあの最後の演技の瞬間をイメージしています。

 

熱く語ってしまいましたが笑、最後にタイトルについて。いやぁ今回もまた、10日かけて考えても決まらず動画の編集時に感覚で決めたという。毎度だな。気のきいたタイトル付けたかったけど、もう駄目だった。時間切れ。

 

演奏力はまだまだですが、曲については自信作です。ぜひお聴きください!