春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

自転車疲れ

昼過ぎからスープカレーを食べに行った。以前は月イチの恒例だったが、外出してなかったのでかれこれ3か月か4か月ぶりに来た。思ったよりも全然混んでいない。期待通りの味でいつも通りおいしかった。この店がなくなってしまうようなことは悲しいな。

 

遠回りして帰ってきたら自転車疲れしてしまい、連れも僕も早めに休んだ。夜ふかししたいのに、おやつ食べたいのに、強烈に眠くてさらに腹がすかない。幸せ者だな。

 

フィナンシェ

連れとイタリアンを食べた後でファミマに寄ったところ、通常の2倍サイズのフィナンシェが売られていた。「ダメだよ~こんなことしちゃ~フィナンシェってのは二口くらいで食べきれてちょっと物足りないぐらいがいいんだから~」とか言いつつ結局買ったら、「風俗嬢に説教してるオヤジかよ!」と連れにツッコまれた。たしかにな。何も言い返せず笑ってたわ。

 

国境なき…

さてさて新曲のアップも終わったのでひと段落ついた。でもそんな時だからこそ何か無心になれてバヤンが弾けた。シンプルに生きたいなぁ。バヤン弾いてる時は幸せだ。

 

今回の曲も大概シンプルだと思うけど、さらにもっとシンプルな曲が作りたい。多少音楽活動した人が、メロディーだけを聴いてそれに対するベースを作る時、誰が考えても一種類しかなさそうな曲。そしてしかもそれを裏切るようなもの。世界のどこで弾いても(じゃない、世界中のどの文化圏の人が聴いても)メロディーの美しさが通じる曲。僕の曲には言葉がない。タイトル以外には言葉を使わない。だから国境はない。

 

今日はそんな気分。Twitterやってる意味がよく分からない。でもドラマ観た時の人の反応を見て盛り上がりたいから、とりあえずアカウントはおいとこう。

 

新曲「Hinkelkästchen」について

前曲「Märchenverbot」に続いて、テーマは「ハーメルンの笛吹き男」伝説です。前曲は童話としてのハーメルン伝説のストーリーをそのままなぞるつもりで構成したので変拍子や転調など曲調に変化があるが、今回はその舞台、13世紀のハーメルンの風景だけを描いた前奏曲のつもりで作曲を始めた。最初のフレーズが生まれた時、まだ自分がこのテーマから離れたくないのだと思った。中世ドイツのイメージだった。

 

曲は紆余曲折を経てワルツになった。サビはなかなか出なかったが、最初の主題を変化させたら自然と作れた。そうか、そういう作り方もあるのね。一番気に入っているのは2回目サビ後のトリオ部分。刻むリズムと音の響きだけでメロディアスではない分、プリミティブな躍動があると思っている。

 

そしてタイトル。今回も1か月かかったなー。「Hinkelkästchen」は僕が作った単語ではない。ドイツ語は合成語が作れるのだけど、今回はありもののタイトルである。日本語にすると「ヒンケルの箱」だがその意味するところは日本で言うところの「けんけんぱ」である。英語ではHopscotchなのだが、そのドイツ語版。道路にチョークでマスを書いてルールに則りぴょんぴょん飛ぶ例の遊びのことだ。ドイツ語では地方によってルールも様々だし、名前も多数ある。ハーメルンではどう呼ぶかは調べられなかったが、あとは響きとウムラウトを使う単語が良いという理由でこれを選んだ。

 

ハーメルン伝説の130人の消えた子供たち。おとぎ話のストーリーのようにネズミ退治の報酬をもらえなかった笛吹き男の腹いせなのか、それとも後世の歴史家が言うようにドイツの東方であるポーランドへの開拓移民として農家の長男以外の子供たちが人減らしで連れていかれたのか…、その事実がどうかより、僕にはまるで集団でけんけんぱしながら城壁に囲まれた町から出て行ったのではないかという比喩が浮かんだのだ。それは僕のおとぎ話です。

 

ただ最初にハーメルン伝説からけんけんぱを思いついたのは、この曲を弾いている時。V-Accordionの白と黒のボタン上で規則正しく指を動かしている様を自分で見ていて、「あーなんかけんけんぱみたいだなー、あれドイツ語ではどういうんだろう」と思ったのが始まりだった。例のごとくウィキペディアで調べて、世界中にこの遊びがあること、ローマ時代にはすでに似たような遊びがあったと思われることなどを知って、1284年のハーメルンにあったかは分からないが、比喩的なイメージとしてこのタイトルを使えるかなと思った。

 

検索するともちろん動画としてもテキストとしてももちろんあるのだが、意外にもそのものズバリのタイトル曲は見つからなかった。動画のほぼすべてが、孫がけんけんぱするのをおじいちゃんおばあちゃんが撮ってみたよ、という感じのプライベートな内容ばかり。そんなに動きもないしバズりもしない検索ワードだと思うから、僕がアップして何人かが聴いてくれただけで、Hinkelkästchenで検索した動画の2番目か3番目には僕の曲が表示されるようになった。

 

Hinkelkästchenはルールによっては別名Himmel und Hölle(天国と地獄)で知られるバリエーションがある。130人の児童が行った先は天国か地獄か。その身になれば、目指したのは天国であったと信じたい。おとぎ話であったとしても。

 

どこに行くのだろう?

どこまで行けるのだろう?

いつまでこうしているんだろう?

 

…と、子供になったつもりで根源的な問いを自問しながら作曲しました。よろしければぜひお聴きください!

 

春日井ボン - Hinkelkästchen


Bon Kasugai - Hinkelkästchen (original) V-Accordion FR-1xb Solo

 

動画アップしました!(20)

V-Accordionのオリジナル曲、20曲目をYouTubeにアップしました。

 

春日井ボン - Hinkelkästchen (original)


Bon Kasugai - Hinkelkästchen (original) V-Accordion FR-1xb Solo

 

前曲からは2か月あまりが経っている。ずいぶん前に完成して、例のごとくタイトルで悩んで1か月ぐらい遅くなった。いつも思うが、曲が完成してからアップロードするまでは、自分が事故にでも遭って意識を無くすか死んでしまったらこの曲はこの世に残らないんだ…と勝手なプレッシャーを感じたりする。本人の気持ちはそんなものだ。今回も無事この世に出せてよかった。

 

前回同様、テーマはハーメルン伝説で、ドイツ語のタイトルにした。詳しくはいずれまたということで、よろしければお聴きください!

 

目が冴えた

昨日の夜の編集で目が冴えてしまったのか、その後どうしても眠れなかった。でも変な夢を見てから、夢を見たのだからしばらくは眠っていたのだと考えた。それをわざわざ考えて気づくぐらい眠れなかった。だから新曲のアップロードは翌日にした。仕事はとてもしんどかったが眠ってはいけないというプレッシャーから目を皿のように広げて変な顔で仕事した。テレワークだからどんな顔して仕事しても大丈夫だし。夕食を食べてすぐにシャワーを浴びて横になった。標準就寝時間より3時間も早かった。意外と眠れないのだけど横になっているだけで幸せだった。

 

20曲目の動画撮影しました

V-Accordionのオリジナル曲、20曲目の演奏動画を撮影しました。

 

テイクは2回目を使用した。1回目完璧だったのに最後の最後でどうでもいいとこで間違い、2回目。まぁなんとか乗り切った。本当言うと最後の和声の変えなくていいとこで指を動かしてあえてのフェイク風になってしまったが、そこまではよかったのでそれを使った。

 

V-Accordionの音色について。今回は初めて使ったアコーディオン音色で、ベースがやや金属的なキーンという音が混じっていて、右手はリバーブがやや強い感じの音色。撮影したのをカメラでそのまま再生するとベース音が異様に大きく、右手がよく聞こえない。つまり楽器からヘッドフォンで聞こえるバランスと違う。あれ、これヤバいのか?撮り直すか?とも思ったが、以前のことを思い出した。カメラではそう聞こえても、編集段階では楽器と同じようになり、書き出した動画も楽器と同じになる。カメラで再生した時だけの現象だった。そう思って編集しだしたが、やはり大丈夫だった。楽器で聴くバランスと同じだった。謎だけど、安心した。

 

PCをWindows10にアップグレードした際に初期化されたので編集ソフトやら取り込みソフトも入れ直さねばならず、それで結構な時間を要した。なのでさきほど編集がようやく終わり、テストアップロードとスマホでのテスト再生のチェックをしたところ。まぁまぁ…いいんではないか、音は。それ以外はちょっと残念なのが、服の袖のボタンを止め忘れたことと、髪型が乱れたこと。そういう爪が僕は甘いな。まぁ僕のビジュアルに注目する人はいないだろうから印象の問題に過ぎない。そう思うことにしよう。でも次はちゃんとするぞ!

 

では明日のアップロードをお楽しみに。