春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

「何のため?」とは聞かないで。

マンション脱出計画 (85)

マンション売却に向けた僕にとっての最後のタスクがハウスクリーニングである。ネットで見つけた大手ではないチェーン店の、住所が近い支店に見積り依頼を出した。夜になって61,600円~と回答が来た。ざっくりした見積りなので何があるかによって料金は変わるだろう。こちらもざっくり10万円までなら出せる気持ちでいるので、対応に問題がなければ頼もうと思っている。エアコンもないし、ただもう浴室とコンロ周りが汚いだけだ。広い気持ちで先に進めよう。

 

夜、その店のフリーダイヤルに電話したが不在だった。恐らくはチェーン店と言っても基本一人でフランチャイズをやっているのではないかと考える。中小チェーンのいいところは、社内で競争があるからそんなに料金吊り上げてはこないんじゃないか?という期待である。できれば安い方がいいけど…まぁ頑張って出しますぅ、という顔をして対応しよう。間違えても10万円までなら出せるとか言わないように。また明日である。

 

マンション脱出計画 (84)

仕事の後で満を持してマンションに向かう。台車を持ってタクシーに乗った。

 

大きな区切りであることは確かである。今日の作業が無事終われば引越は完了する。20時前に現地に着いた。22時頃には帰宅することを目標にした。

 

事前に荷物を出す順番を決めておいた。一つ目はマットレスである。改めてサイズを計測するとエレベータの開口部の高さとほぼ一緒だったが意外とするっとエレベータ室内に押し込むことができた。大きく、それなりの重さがあるのでバランスが難しいがエレベータに入ればこっちのもんだ。スムーズに終わり、大丈夫じゃないかという気がした。次はベッドフレームのうちのメインパーツ。長さが192cmあるし、木製のため重い。これもエレベータの開口部の高さより少ししか遊びがなく、台車に載せたらエレベータに載せられない。床を滑らせて傷でも付けようものなら、うるさい住民に指摘され修理代の拠出を求められるだろう。気を使ってごみステーションまで移動した。かなり辛かった。ベッドの残りパーツを運んだ後、次がソファ。2シーターだったが完全に分離して2個ある。これは辛かった。まず部屋から出す時に引っ掛かって出せない。一体どうやって入れたんだろう。入れる時には出すことなんて考えてなかったのだろうな。特に気に入っていた訳ではなく、親が実家で使ってないのを送りつけてきたものだ。ソファは本当に辛かった。それが終われば後は家具が3点だが、重いものの四角いから台車に載せたら後は運ぶだけ。コツが分かってきた。本当に自分一人で出せるだろうか?と思っていたが、なんとかなるもんだ。四角い物は難しくない。そして台車のありがたみを知った。台車スゴイ。これがなければ体力が消耗し絶対に荷物出しは不可能だった。結局、大変だったのはベッドとソファだった。形が不安定なものが手間がかかるのだ。

 

作業終了は21:40。コンビニでポカリスウェットを買い、うがいしてからゴクゴク飲んだ。物凄い達成感。こんなに仕事したことなかった。引越当日はただ見ているだけだったが今日は自分一人でやり切ったのだ。なんだか、なんでもできないことはないんじゃないかという気がしてきた。なにせ75,000円と見積もりされた不用品回収を、大型ごみ券の5,500円のみで済ませたのだ。ざまぁみろ!と誰にでもないが心の中で叫んだ。

 

タクシーで帰り、荷物を置いてから、楽しようとコンビニに出かけ、弁当を買った。割高だが今日ぐらいいいだろう。身体中が痛いというか、パキパキする。年が年なので怪我したり腰をやられたりせずに完全に引越を終了させて、感無量である。とても疲れている。新居でベッドに入った時の幸福感はすさまじかった。

 

マンション脱出計画 (83)

2026年3月28日の記録。相当眠いものの朝7:30に起きてパンを食べ、8:30過ぎのバスでマンションに行く。小雨が降っているが寒くはない。9:30ぐらいにJCOMの工事の人が来て10分ぐらいで終了。ダブルベッドを部品に解体し、不用品回収業者に聞かれていた各品のサイズを計測した。月曜収集の燃やせるごみも出した。住民に見られるとあまりいい気がしないが、土日は収集がないし生ごみじゃないから出してもいいだろう。幸い、誰にも会わなかった。新居に戻ってきたのは11:30。重ねられる収集ボックスを捨てずに運べるだけ持ってきた。これ便利なのだ。10万円の家具は廃棄するのに百均で売ってるプラスチックのかごは苦労して持ってくる。変な話かも知れないが、そんなものかも。

 

天気も良くなり、気温は恐らく今年最高レベルの8度だった。外を歩くのが心地よいので荷物を家に置いて、心の友と散歩がてら近所にあるそば屋に行った。ミニ天丼とざるそばのセットを食べた。税込910円、安い!本当は天丼とミニそばがよいのだが、昼は決まったメニューだけなのでないとのこと。でも量は十分だった。年を取ったから想像より食べられない。この昼食すごくいいなぁ。時々来よう。

 

僕の新居は二つの駅の間にあるが、遠い方の駅の付近に行く。普段行く店で見ないものがあり、すっぽり覆うタイプの枕カバーと、ベッド近くに置く電波時計を買った。これを探していた。普段は光ってなくてボタンを押すと数秒だけ画面が明るくなるタイプ。いい買い物ができた。その近くの別の安売りスーパーに行き、普段買うお菓子や飲料水などよそより20~40円ほど安くて驚いた。家からは徒歩15分ぐらいだがここに来るべきだな。無洗米ななつぼし5kgが3,980円だった。この店だからというのもあるけど、ずいぶん安くなった。知らない住宅地の中を歩いて家の周りの道との繋がりを知るのも楽しい。きょろきょろしながら歩いて不審かも知れないが見るものがすべて新鮮だ。だいたいこの辺の道だろうと歩いていたら最後に自宅の真ん前に直線で辿り着いた時は楽しくて「おぉ」と口に出た。これから、散歩にいい季節になる。食べに行きたい店もまだまだたくさんある。5年間ほとんど外食しないで小金を貯めていたが、これぐらいの贅沢はいいよね、と言い聞かせる。心の友はうんうんと頷くのであった。

 

夜、回収業者からメール。概算75,000円と消費税という。びっくりだ。人手があれば市の大型ごみに1点数百円で出せるような家具を引き取るだけで75,000円…だと?!本当に言葉が出ない。速攻で「今回はご遠慮する」旨を返信した。7,500円の間違いじゃなく本気で言っているのか、断りたかったからなのか…引越が115,000円なのになんで75,000円。いやいやいやいや。どうかしてる。頼む訳がない。いくら物価高でガソリン代も高いとてこれはない。

 

さてどうするかな。自力で市の大型ごみに出すか。台車がいるので台車とともにタクシー往復だと2,200円×2はかかるが…、部屋はすっからかんだからなんとかできそうな気もする。だが今や体力もないし力持ちではないのだから腰をやられないように注意しないと。それとも、ほかの不用品業者にも相談してみようかな。

 

続いて2026年3月29日の記録。荷物の受け取りのため早く起きて、洗濯したり掃除したりした。二トリとヨドバシドットコムから荷物を受け取る。昼までに懸案であった寝室に放置していた段ボールをようやく整理して回収に出せる状態にひもで縛った。ゆっくり掃除機をかけたりしてもまだ昼前。よい日曜だ。

 

今日も散歩する。近所にあるシェフが一人でやっている洋食屋に行き当たりばったりで行ってみた。ポークカツカレーを食べた。こじんまりして、それなりの値段で、そしてとても美味かった。次回、ビーフシチューも食べてみたい。春の陽気で、大きな街道にも歩いている人はおらず、のんびりしていた。この地域は車移動ばかりなのだろうか、日曜13時台なのに殆ど人を見かけない。前のマンションの付近とまったく違う。穏やかな風景だが、アーバンベアが顔を出してもおかしくない。

 

昨日も行った家庭用品の店でIH鍋などを買い、安売スーパーでスパゲッティ麺やパスタソースを買った。これで久しぶりに平日夕食のメインであったスパゲッティを明日から食べられる。ゆっくり歩いて帰ってきた。通り道にうまそうなピザ屋を見つけた。いや窯焼きを謳っているからイタリア風にピッツァかな?今度ぜひテイクアウトで買ってみたい。

 

夕方から夜にかけて、これまで使っていたJCOMメールをログインや連絡先として使うサービスやアプリのメールアドレスをGmailに置き換える作業をした。夕食に今日届いた炊飯器を初めて使う。うん…これがごはんである。ようやくごはんが食べられた。ただガス火+土鍋のごはんの味には達していない。6,000円ぐらいの炊飯器ではあれは再現できないのだ。でもとりあえずはこれで自炊できる環境が用意できた。来週はカレーかな。

 

最後に3月30日の記録。昼間、市の大型ごみの電話をして、残りすべての収集を予約した。明日、台車を持ってタクシーでマンションに行く。本当に出せるのか…。自信がない。台車に載せればなんとかなると思うが…怪我をしないようにだけ注意しよう。分解したベッドフレームは900円だが、メインパーツに大型ごみ券を貼り、他のパーツには自分で同じ4桁数字を書いた紙を貼ればよいとのこと。なるほど、よく出来ている。せっかくだからPCで作った自作の大型券をネットプリントに登録してコンビニで印刷。大型ごみ券も必要なだけ買い、帰ってきた。今日は早く寝よう。

 

ブログ開設3333日目

本日でブログ開設から3333日目を迎えました。

 

2222日目の記事はこちら。

bonkasugai.hatenablog.com

 

毎回そうだが、特に意味はない。自分の中で「ほう、そんなに経ちますか」と思うのをブログネタにしているだけだ。ネタにしないと毎日書くことはできない。後で2020年代を一言で振り返るとしたら、「一人で過ごし、年を取り、マンション売った」ぐらいなのだろうと思う。

 

次回のゾロ目、ブログ開設4444日目は2029年4月13日なのだそうだ。さすがに今の職場は辞めているだろう。何をしているかな。大病しなくてバヤンを弾いていたらそれでいい。場所がどこでも。

 

2026年 音楽の日

教授が永眠された3月28日は、毎年「音楽の日」と銘打って教授の音楽にまつわる個人的な思い出を綴る。今年は「ラストエンペラー」について。

 

昨年の記事はこちら。

bonkasugai.hatenablog.com

 

先輩に「千のナイフ」を教えられ夢中になって聴いていた頃、大作映画に教授が出演し音楽も担当するのだというニュースが入った。新聞社の試写会に応募したら、当選した。一人で梅田のホールに観に行くことになった。

 

当時、僕はよくある思春期の悩みの最中にあった。なにせ骨と皮と肉に過剰な自意識がまとわりついて生きているような年代だ。クラスに友達は一人もいなくて、授業の合間の休憩時間には机に突っ伏して寝ていた。いや、寝たふりをしていた。そんな頃、映画「ラストエンペラー」を観た。これに関しては役者としての教授がどうとかという話ではないが、エンドロール直前のラストシーンで静かに始まるメインテーマをその場で初めて聴く音楽として接し、号泣していた。ジョン・ローンは僕の新しいアイドルになった。自分もそうだ、きっと何かの才能があるのに、認められず苦労と孤独を強いられているのだ…とこともあろうに中国王朝最後の皇帝に自分を重ねて、自らを慰めていたのだ。若いと言えばそうとしか言えないが、人は誰しも生きていくために自分を何らかの形で誤魔化すことがあるだろう。「実は自分は皇帝並みに偉いんだ」とでも思わなければ、あの時期は生きて行けなかったと思う。結局「ラストエンペラー」を映画館にあと二回通って計三回観た。サントラのレコードを買って、カセットテープにダビングした。ピアノ譜を買い、家の古ピアノでメインテーマの冒頭の和声進行を再現し「ほーぅ」と悦に入ったりもした。その後で修学旅行があって、クラスの同級生が騒がしいバスの中、買ったばかりのウォークマンで目を閉じてラストエンペラーのサントラを聴いていた。寝たふりをしながら。

 

アカデミー音楽賞の受賞をテレビで見たと思う。教授はどこまで行くんだろう、と思った。不思議なことに映画の内容とは関係なく、あの曲は僕にとっては思春期の区切りであり、若さの象徴でもあった。高校卒業と同時に北海道に来た。

 

その後はプレイヤーもないのにレコードを家財として持ち続けていたが、マンションに引越する時に引き払うアパートで「不要物あったら処分しときますよ」と管理会社に言われて忙しい最中にこれ幸いと捨ててしまった。他にYMOのレコードもあったはずだ。今あれば、きっと部屋に飾っただろう。でももう手にすることは出来ない。失ったものは戻ってくるかも知れないが、自ら手放したものは二度と戻らないのだ。古いレコードは若さそのものだったから、あの時は若さを捨てざるを得なかったのだ。さりとて大人にもなれず、捨てなければ良かったと後悔している。皮肉なものだ。

 

さて、Wiki等によるとジョン・ローンは今も存命でのんびり暮らしているとか。教授と同じ1952年生まれ。あの美しいジョン・ローンが今年73歳なのだから、そら自分も年を取るはずである。取り戻せるものではないから、若さは素晴らしいのだと今は思う。その貴重な時間を僕は寝たふりしながら世界征服を考えていた。できたことは北海道に行ったこととロシアに行ったことだけで、それ以外は何もできない人生だった。そろそろエンドロールが始まるだろうか。いや、まだまだ先かな。

 

惜しい一日

プロ野球が開幕するので、ショッピングモールに鶏の半身揚げを買いに行ったが、売り切れだった。「これから揚げます!」と言われたがアイスを買った後だったので待つことができず、代わりに別の店で焼鳥を買った。昼間ずっと暇だったのに最後に重い仕事が来て残業になり、かつ応援したがファイターズも負けた。「惜しい」一日だった。しかしまぁそれぐらいしか僕の感情を上下させるものはない訳だ。幸せな孤独というべきだろう。

 

明日は早くにマンションに行くので早めに寝る。なかなか眠れなかった。

 

マンション脱出計画 (82)

昼間、仕事の合間に、引越屋さんの課長に紹介された会社のHPを探して、そこから問合せをした。そして、暇があったので炊飯器を見ていて、当初は土曜にマンションに行く際に近くの家電量販店に行こうかとも思ったが、ヨドバシドットコムのアプリでよいものを見つけた。ちょうど前回の腕時計を買った時のポイントが4,000円余り残っていたので全部使って1600円ほどのみの出費で注文できた。日曜日にはニトリから鏡などが届くが、同じ時間帯を指定して配送されることになった。おいしいごはん!炊けるだろうか。その日はカレーにするかたまごかけごはんにするか。心の友は悩んでいる。カレーになりそうな気がするな。

 

仕事の後、またマンションに移動する。明日は月イチの回収日で新聞やアルミ缶、段ボールなどをごみに出すためだ。二回目なので準備は完璧。鍵も持った。作業と言っても今日は段ボールをひもで縛ったぐらいで、一度の移動でごみを出せた。帰りのバスを待っている間に、不用品回収の業者から返事が来ているのに気付いた。チェスト等の不要な物品のサイズを知りたいとのこと。さっきまでマンションに居たのになぜかメールに気づかなかった。土曜日に現地に行くのでサイズを測って返事しますと返した。相場が分からない。あ、そんな値段で?申し訳ないですね、というレベルな気もするし、えっそんなに取るんだ…ありえない…となるか。自分としては作業費手間賃など含めて1万円までならもう面倒だから頼もうと思っているが、それ以上なら別業者を探すか、頑張って大型ごみに出すかである。部屋を使っている時には自力で一階に運ぶ気力がなかったが、部屋がすっからかんになった今は台車さえあれば運べなくもなさそうだ。

 

残すところ、大型の不用品のほかは月曜が収集日である燃やせるごみ(殆どはプラスチックのかごみたいなものばかり)、雑がみとプラごみが多少。これらは最悪大きな買い物バッグに入れて新居に運べばよい。本当はJCOM撤去で訪問する土曜日に大型ごみを持って行ってほしかったが、僕の対応が遅くて、ずるずると4月になってしまう。だが、もう少しだ。媒介契約は1/22契約だったが3か月しか持たないから、結局は4/22時点で売価いくらで契約し直すかが焦点となる。