春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

くだらんこだわり

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

いい曲と自分だけの曲

バヤンで弾き語りをやっていた頃の後期は「いい曲」を作ろうと必死だった。いい曲とは例えば「上を向いて歩こう」のような広範囲の人に響くような歌だろう。その思いが強すぎてちょっと疲れちゃった感じもある。 いま曲を作るならそれからも自由に、自分でし…

音を鳴らせ、思うがままに

仕事の後で今日もぶらりと散歩して帰った。地下鉄の二駅分を歩いて時々立ち止まり、店があれば覗いたりした。なんだか昨日から効率的じゃないことばかりしている。 思えば仕事の目的は効率と生産性だけだ。いま物凄いストレスがあるから、仕事が終わった後の…

サイコロとビリヤードボール

連れとオムライスを食べに行った。「いま食べるならたこ焼きとか…それほどお腹すいてないし」とか言ってた連れだったが、ケチャップがたっぷりかかったオムライス食べたくないかと誘ったら「ケチャップと聞いていいなと思った。」などと早速乗ってきた。オム…

何を着ようか

未来の話だがどんなファッションで演奏するのがよいだろう?と想像したりする。 トラッドにして蝶ネクタイでもする?歌を歌うかどうかで違うがアコーディオンってそんなイメージでもある。モテたいとは思わないので格好はどうでもいいから自分の好きな服を着…

マスター!!

金曜日の仕事の後、連れと焼鳥屋さんに行った。フランチャイズだが店主によって趣が店舗によって異なると噂の焼鳥屋である。別の店舗に行ったことのある連れが久しぶりに行きたいと連れて行ってくれた。二人とも初めて入る店だ。 僕は人見知りだと思う。正直…

いつもとちがうこと

もしも たとえば着物を着たら 着物で街をあるいてみたら ほんのすこし注目されて すこしだけ非日常でいられて いつもの街に見えなかったものが見えるかも 僕にとっては人前で楽器を弾いたり歌うのはそれと同じようなもの。 ふだん着ない服を着て、いつもの街…

この時間

昨日に続き今日はぜひいまカバーしたい曲を載せてみたい!単純に好きな曲について書きたいだけなんだけど。ジャンルはバラバラ。 PSY・S - Woman・S www.youtube.com 20年早かったと言われるPSY・S(サイズと読む)だけど、大学時代のもやもやした僕の人間関係…

路上時代

昨日、路上で演奏していた頃の話を書いた。一時期、週に2~3度、夜の繁華街で僕はバヤンを弾いて歌っていた。仲間内では路上で歌うことを「根性試し」とか言っていた。 作曲ができるようになるまではいくつかカバーを歌っていた。だけど作曲にのめりこむよう…

やっかいだなぁ

自分の曲を聴いてくれる人を見つけるのはなかなかの問題だと思う。まずは分母が多くなくては、聴いてくれる人は見つからない。 ライブとして最多の観客の前で歌ったのは、地元のテレビ局が主催したアマチュアのライブイベントだ。そのときは完全にノーミス(…

カレーライス

今日は連れとルーカレーを食べに行った。うまかった、うまい。汗をかきながら黙々とカレーを食べる連れを見ながら、さっき見てきた風景を思い起こした。昨日の記事に書いた昔バイトしたビルを20年経って見に行ったのだ。 驚いたことにあのビルはなかった。そ…

あのビル、あの風、あの倉庫

バイトをしていた土産物屋では本当に大変お世話になった。お店が入っていたのが社長の持ちビルで、4階の休憩室だけでなく5階の倉庫でも練習させてもらった。時には屋上で歌っていた。街中だから周りはファッションビルで、おしゃれな若い店員さんたちがタバ…

学校をサボる

日本人がバヤンを演奏することに対するロシア人の反応は「え?」と軽い驚きの後「おー…変わってるね」という言葉だった。尺八を吹く外国人を見たときの日本人の反応、とでも言えば想像できるだろうか。みんながやるものではないから、なぜわざわざ外国人がと…

雨とワルツ

晴れてバヤンと友達になれた僕だったが、作曲はなんというか楽器の可能性を探る旅でもあった。倍音のやかましさ、演奏時に(とくに左手は完全に)目視できない難儀な構造、意外にアタックが弱くてコード弾きに勢いがない、などなど、ピアノやギターに比べて…

ともだち

日本に帰国した僕はとりあえず通訳と翻訳のバイトをしながら一人でひっそりと楽器の練習に打ち込んだ。そこには勝算などなく、未来には何もないように思われた。今思うとおかしいが当時の僕は髪が長かった。キムタクのロン毛ではなく、その前の江口洋介がロ…

僕はピアノが弾けない

僕はロシアのとある街に一年間、留学した。1992年、ソ連が崩壊してロシア共和国となってから最初の春に僕はロシアに下り立った。ジャーナリスト志望だった僕はあえてマイナーなロシア語をマスターしようと目論んでいた。 一年の留学期間に様々な出来事を体験…

ささやかなストーリー

今日は武器のような雪が降った。小さな槍のような雪が。 楽器の進化について話そう。この感動をどう表現しようか…。 アコーディオンの革命。 まず大まかに言ってアコーディオンには鍵盤式とボタン式がある。ボタン式にはさらにクロマティック(押引同音)と…

結局ここに帰ってきた

この記事はこのブログの最初の記事です。はじめまして。ブログ開設しました。春日井ボンと申します。略して「ボンかす」です。 早速ですが、20年ぶりに音楽活動を再開します。でも楽器がない。まずは楽器がうちに来るまでがこのブログの第一章。でもすでにワ…