春日井ボン - It's Just Your Imagination (original)
初めて動画をアップしました。心の友も写ってる。
改めて説明しますと…僕が弾くこの楽器、RolandのFR-1xbは、日本の電子楽器メーカーRolandのV-Accordion(デジタルアコーディオン)の最廉価モデルです。
そして鍵盤式と違ってこのボタン式は世界の各地で様々なボタン配列があって運指が異なります(右手だけでなく左手も)。例えば僕が弾けるのはロシアのバヤンというアコーディオンの運指のみだからイタリア製やフランス製のボタン式アコーディオンは弾けない。そんな難問をこのV-Accordionはパラメータ設定で変更できるという技術で解決。日本のメーカーであるRolandの技術によってアコーディオンは文化の壁を越えた!僕はボタン式アコーディオン界のほんやくこんにゃくと言ってます。
電子楽器だからこそアコーディオンだけではなく様々な音色を楽しめる。つまりはアコーディオン型のキーボードという訳。オルガンなんかも面白いけど、僕は自作曲に馴染むものとしてピアノ音色を主に使っています。
アコースティックのアコーディオン奏者からのレビューとして、音色や使い心地について、音に深みがないとか感触への違和感を目にすることがあります。
V-Accordionの中でも特にFR-1xbについては、当のRolandさえ子供用の入門楽器と見えるような画像を載せていたりする。
https://static.roland.com/assets/images/products/gallery/fr-1xb_boy_living_room_gal.jpg
とりわけ最廉価モデルでは音色や表現の幅について、長年に渡る鍛錬を積んだアコーディオン奏者にとっては物足りないものなのでしょうか。でもV-Accordionのプロモーション動画などで演奏する最高の奏者はこの楽器を信じられないほど弾きこなしているし、FR-1xbでもそれは同じだ。僕はまだ下手くそだから言う資格ないんですが、下手なことを楽器のせいにしたくない。それよりもピアノを弾けない僕がバヤンの運指でピアノの音を出せる方が僕にとっては革命的でした。最廉価だろうがなんだろが、家の椅子に載せた楽器を見ていたら本当に可愛くて頬ずりしたくなる。僕は大好きなので、よいのです。