春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

悲しいことは言葉にしない

悲しいことがあった時にそれを言葉で表現するとその言葉に囚われて、ずっと悲しい気持ちになる。苛ついた時も同じで呪詛の言葉を心の中でローテーションしてしまうことになる。だから腹が立った時も含めて、悲しいことがあったとしてもそれを言葉にしないようにしよう。感情を飲み込んで我慢しようとするのではない。言葉にする時にその怒りや悲しみに向き合っているつもりでそれは「感情論」なので、正当性など関係ない。自分にとって感情のどこかの部分を侵害された気になっているのだ。言葉にすることでそれは強固に自分を守るが同時に激しく傷つける。もう、できれば傷つきたくない。だから言葉にしない。まるで散骨するように風に乗せて大海に消えればよい。今まで傷ついたのを例えば音楽を聴いたり自分の曲を楽器で弾いたりして昇華してけれど、それも必要ない。悲しんだり苛ついたその時、自分はどんな顔をしているだろう。きっとひどい顔をしていると思うが、それだけで済む。いっぱいひどい顔をしよう。その代わり言葉にしない。