地獄のトンネルの夢を見た。
地獄のようなトンネルではなく、地獄に設置されているトンネルの中に僕はいる。トンネルの中は真っ暗で何もない。そしてトンネルの丸い壁の外は地獄なのだ。つまり外に出ても何もいいことがないと分かっている。辛いことしかないだろう。そこからは身を守れている訳だが、さてトンネルの中には何もない。希望もないが外よりは「まだまし」なのだった。そこでどうするか。トンネルを出ようとするのか。この希望のないトンネルの中で気が紛れるような何かをするのか。
この後で起きて仕事をするのは辛かった。凄惨な地獄よりはまだましな現実、というところだろうか。こういう夢を見た意味は分からない。