春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

子守歌

仕事でイライラした。なんとか仕事が終えてPCの電源を切ると、即座にバヤンを弾いた。イライラするのは自分のせいでしかなく、情けなく惨めな気分だった。無心にバヤンを弾いているうちに気分が落ち着いてくる。時に荒々しく、時にひどくゆっくり丁寧に弾いた。普段感じないようなバヤンと一体化したような気分になった。自分の曲だがまるで僕のための子守歌のように思えた。

 

ある程度の時間弾いて、空腹のため弾くのをやめた。夕食の時間だ。楽器を弾いてやっているのでも、弾かされているのでもなく、楽器と一緒になって遊んでいる。人生の意味など分からないしそんなものないんだろうが、ただこういう時間が僕を生かしてくれている気がする。