ハリウッドのパニック映画を観ていて、一か八かシェルターを目指そうと説得する娘夫婦に対して老人が「俺はここで死ぬ。10年後であろうと明日だろうと違いはない。ここを離れたくないんだ」とか言って拒否する場面があった。生き残るために天災から逃がれようとする働き盛り頃の年代の夫婦よりも、何もせずそこで死のうとする年老いた男性の方に感情移入した自分に驚いたんすよね…。ちょっと我ながら笑った。もしそんな事態が起こったら僕は命がけで生きようとするかなぁ。ちょっと疑問だ。この老人のように、核ミサイルか隕石か分からないが、その閃光を窓から浴びつつ、最後の瞬間まで紅茶を飲んでいるんじゃないか。いやそれともそういう事態になったら生きようとする気力が出るものだろうか。どうなのかなぁ。