春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

キャベツ

夕食にちょうどよい具材がなく、余っていたキャベツと冷凍していた豚肉を焼いて、焼肉のたれか何かを適当にかけて食べた。

 

キャベツと言えば20代のある頃、キャベツをよく食べていた。僕はバイトで生活しており、常にお金がなかった。よく食べたのがキャベツと玉子と「ハンバーグ」という名前の固形ソーセージのような四角いやつ。フライパンで焼いて、毎日のように食べていた。どれも安かったのだ。そのうち僕は栄養失調になり、物すごい腹痛で虫垂炎を覚悟したが、診察の結果、燃やすエネルギーがなく脂肪を燃やし始めてその時に出る物質が痛いんだと。お医者さんに「栄養失調なんて久しぶりに見た。10年以上ぶり」と半笑いで言われたことが記憶に残っている。友人に話したら「なんで言ってくれなかったんだ!」とじゃがいもを箱で買ってくれた。「いもはいいぞ、保存がきくしアレンジできるし。これが主食の民族もいるんだから」。あの有難さは忘れられない。

 

今の僕は栄養失調ではなくコレステロールを気にする年齢になった。キャベツはよく使う具材だが、なんだか時々あの頃を思い出す。あの頃の食事は腹を満たすためだけで決して美味しくなかった。今は何を食べても美味しい。