最近、音楽のことを考えることが多い。音楽全般ではなく自分の作品のことをよく考える。夢の中で演奏していることも多い。過去曲の掘り起こしであるリテイクシリーズを始めてからのことだ。
「自分の作品の価値を高めよ」という心の友の言葉の意味を考える。楽器を弾く時間も前より集中しているからなのか、たまに楽器と身体が一体化したような気になる。たぶんこれがもっと進んで、意図的にこの感情の状態に持っていけるようになれば、一段階レベルアップしたんだなと思う。今はたまにだから、僕はまだまだだ。ただ、演奏が前より楽しくなった。作曲と演奏に対する熱意の比率が、以前の7:3から5:5ぐらいになった気分。新しいものは降りてくるまで作れないが演奏はいつでもできるから、最近はただただ過去曲を弾いている。演奏動画の撮影は自己満足だが適度に緊張感を味わえるし形として残せるから、またすぐアップしたくなる。すぐに新曲を作ることが出来ないので、当然過去曲になる。
次の週末は何を演奏しよう？と考えるのも楽しい。撮影の度に自分の下手さ加減に驚いてしまうが、それもまた乙なもの。
