夕食のそばを作っている時だった。俎板のあるシンク側に背を向けて調理をしていると肘が何かにあたり物が落ちる気配がした。瞬時に嫌な予感がして振り返ると、左足のそばを包丁が落ちていった。床に当たって違う方向に飛んでいくこともあるだろう。とっさに左足を離そうとしたが、間に合わない。包丁は足と逆の方に跳ねた。
危なかった。この包丁で以前、指を切ったことがある。このブログを始める少し前だったが、かなり深く切り、夜間の救急病院で何針か縫った。ほんの気の緩みで怪我してしまう。本当に、気をつけよう。急がずに、包丁は落ちないように。