春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

All for Beauty

週明け初日の仕事後は、なぜか気分が落ち着く。その日の朝、いや前日夜からのうっすらした緊張感が解放されるのと、まだ平日一日目で仕事疲れしていないからだろうか。いつものように餅入りのそばを食べ、音楽を流しながら小説を読み、楽器をゆっくりと弾く。今日は適度に右手ボタン(いわゆる鍵盤にあたる)を見つつ弾くと、間違いはしなかった。あぁ、よかった。そろそろ作曲したくなった。大まかにこんな感じの曲を作りたいというのはあるけど、たまたま全然感じの違う曲がたまたま浮かんだらそれはそれで、よい。

 

曲とは音の奇跡だ。12種類ある音が鳴るタイミングによって新しい世界が作られる。作曲とはその曲だけの法則性を見つけることである。そのために複雑な機構は必要ない。同時に4~5音鳴らせるならば、トイピアノでもカリンバでも、なんであれ曲は作れる。同時発音数と発音タイミングの細かさは必須条件ではなくて、可能な範囲でよい。もちろん、V-Accordionは問題ない。自分がまったく聞いたことのない曲を作る、という点だけが難しい訳だが、同時にこれは作曲を続ける理由でもある。

 

作曲の目的──すべては美しさのために。