五年ぶりの免許更新に行ってきた。
朝7時に起き、朝食を食べて、7:55に家を出る。8時過ぎの地下鉄なのにコロナ禍以前のようには混んでなかった。8:15に中央署に到着。受付開始まで30分あるがすでに10人ほど並んでいる。8:40頃に受付開始になり、暗証番号と連絡先を機械で登録し更新料を現金で3,000円支払い。体調や飲酒に関する簡単なチェック表にチェック入れて視力測定までで5分もかかっていない。しかしそこで問題が起きた。
裸眼で視力測定がパスできない。徐々に係の方(警察官ですよね)の機嫌が悪くなる。「う~ん…全部(回答の)逆なんですよね」と言われる。結局NGで、5分ほどパイプ椅子に座って休んで出直して来いと。そして2回目。さきほどとは別の方が係だが、やはり機嫌を損ねてしまう。「眼鏡持ってないんですか⁈」と。ただ二回連続でOKが出て、トドメのその次が失敗、その次に奇跡的にOKでようやく合格のハンコを押してもらえた。そうか、そんなに視力が落ちているのか。車に乗らないし日常生活で不便を感じないので分からなかった。「今回ギリギリですからね。眼鏡やコンタクト、検討してください」と言われた。お目こぼしされた気分。二回目NGだったら眼鏡を用意してからじゃないと更新できないところだった。助かった。心の友がバッグの中で「セーーーフ‼」と言った。
僕は若い頃、視力が両目2.0だった。「よく虫歯になるが、視力がいいのだけが自慢」だとか言っていた。しかし時間の経過とは非情なもの。今や老眼もあるし、さらに視力はこの数年でどんどん下がる。運転免許の視力基準は、片目それぞれ0.3以上かつ両目0.7以上らしい。それをパスするのにこれだけ時間かかるということは、片目0.2とかなんだろう。次回の更新に眼鏡は必須だ。
写真撮影。今回も失敗!前回はブルーのシャツだったが、今回なぜか薄い紫の服で、それが反射して顔色もピンクぽく、なんというか「おじさんがおばさんに見える現象」が発生し、志茂田景樹さん的な雰囲気の証明写真になった。そして真っすぐ座っているつもりが顔が傾いている。写真を撮るといつもそうだ。骨格が歪んでいるのかも知れない。
優良講習は30分間。ほどなく終わり、新しい免許証を手にした。本当にピンチだった。さて五年後はマイナカードと一体化必須とかオンライン講習のみとか、きっとシステムは変わるだろうが、自分用に現時点での備忘録を一応、残しておくことにする。
・早く行くなら文庫本を持っていくと良い。
・服は青とか茶系がいい。赤や紫は変。おばさんになる。
・絶対に眼鏡が必須!視力要注意。
・鉛筆持っていくと借りなくていいから便利。
警察署を出たのはまだ10時過ぎで、朝の光を浴びながら街を歩いた。近所にない欲しかった文庫と輸入チョコレートを買って昼前には帰宅した。おしゃれな眼鏡が欲しくなって、いろいろ調べている。
20代の頃からの穴の開けられた期限切れになった免許証も全部残している。一人の若い男が徐々に老化していく一つの記録に見える。