最近、自動車の事故のニュースが多く、見ていると本当に車に乗りたくなくなる。
車は好きだった。これまでに人生で三台を乗り継いだ。今も乗りたい車種があると言えばあるのだが、実際にはもう乗らないだろうという気がする。同居人がいて日常的に病院に送らなければいけないとか、本当に必要性がなければ車を買うことはないだろう。
僕は運転がすごく上手という訳ではないが、これまで無事故無違反でいられるぐらいには扱うことはできた。雪道でのスリップなどを除き、事故の恐怖を感じた事象はすべて他人の運転が原因だった(と、思っている)。人も車も見かけないような田舎ならともかく、市街地で運転することは、他人に巻き込まれる可能性を意味する。とにかく、周りの自分勝手な運転を見ていてイライラしてしまう。あんな運転する車の近くにいたくない。それに煽り運転とか、想像を絶することを行う人が現実的にいるのだ。その解決策としては、車に乗らなければよいのだ。少なくとも札幌のように地下鉄その他の交通手段がある街に住んでいる限り、車は所有しなくてよい。今後、車を使用する仕事に就く可能性も低いだろうし、車を所有することで貯金ができなくなるなら、車など要らない。今の僕の人生にとっては優先度は極めて低い。
若い頃、中古車を買って道内の各地をドライブした。とても楽しかった。その思い出だけで、もう充分である。