売却時に心配するのは、もちろんいつ買主が見つかるかというのもそうだが、内覧対応と内装の汚れである。畳とか壁の小さな穴(フックなどをネジ止めしたもの)、もっと言えばレンジフード、備え付けの石油ファンヒーター、浴室の物を置くところも鱗が剥がれるようにボロボロになっている。
売りに出すならこういうのを直してから、という話になると一気に大変になる。それぞれに何万円もかかる。正直、立地などを含めた資産価値が割に高く評価されても、20年間住んだ後の部屋の内装はお世辞にも綺麗とは言えない。ダスキンなんかのハウスクリーニングで部屋中を10万円で清掃しても、それだけでは足りない。
僕が内覧を不動産屋に丸投げできると思っているのは、自分が買う時にそうだったからだ。結局、内覧したのは三軒だったが、すべて不動産屋さんが内覧の対応をしていた。いまの部屋は、売主が東京に住んでいたから分かるのだが、他の二軒も売主が居なかったのか?部屋は居住中ではなかった。これはつまり不動産屋が売主から直接買取した物件だったのではないだろうか。本来、内覧対応は売主がやらなければいけないもののようだ。にも関わらずの何もない部屋を内覧したのだから。
直接買取という誘惑。これなら内覧対応もしないで済むし、部屋も汚いまま売れる。そして不動産屋が内装を直した売りに出す訳である。当然、買取価格は割安になる。俗に相場の7-8割だとか。7割と8割でもずいぶん違う…分母が大きいのだから。手元に入るのが200-300万円以上違うとなると大きい。300万円貯めるのに何年かかっただろう。しかし…売却に関わる殆どの面倒が一切ないというのは物凄く楽だ。
いざとなれば買取もありなのではないか。よくよく調べてみよう。