今朝見た夢の中で、なぜか僕の昔の知人だと称する男性(知らない名前だった)がロシアから若い女性芸能人を連れてきて、日本での活動にあたり通訳を頼みたい、と言ってきた。僕は断った。興味深い申し出だが僕がロシアに留学したのは30年も前で、翻訳などの仕事を辞めてからまともにトレーニングしていない。今や簡単な会話しかできないから、通訳なんて無理だと。迷惑をかけることになるから他をあたってほしい。
夢なんだから、どうせなら通訳をやることにしてそこから始まる体験をぜひとも楽しみたかったが、夢の中の判断は現実とまったく同じだった。もしこれが現実の話ならやはりお断りしただろう。つまり夢は現実の延長なのだった。シチュエーションは奇妙だが、そこでの自分の行動は現実同様でしかない。なんとつまらないことだろう、と思ったが、つまりは僕の現実での行動や判断がそもそもつまらないのだろう。
昼休憩はいつも通り急いで昼食を流し込んで、ソファで毛布をかぶって30分ほど仮眠する。人生で会った人を何人か、ゆっくりと思い出していた。今どこにいるだろう。どんな生活をしているだろう。幸せなのだろうか。逆に、どこかで僕のことをふと思い出す人はいるのだろうかと考えた。その答えを僕は知ることができない。