暑い日だった。連れが昼から外出したので、バヤンの練習をした。完成度と習熟度で、新御三家と言える1軍の3曲を設定して、それを練習したのだ。新曲は撮影をしていないのでまだ出せていないが、早く撮りたい。もちろん他の以前の曲も忘れてしまうのは惜しいので限定して3曲ぐらいは弾きつづけているけど、なんというか凡作と名作の差は消しがたく、どうしても良作を残すことになる。それも仕方ないかなと思ってる。常に20曲弾けても弾く機会もないだろう。今の僕は着実さが欲しい。だからまぁまぁの10曲より完璧な3曲のほうがいい。繰り返し練習した。
まぁとにかく暑すぎて、昼寝してしまったほどだった。連れが元気に戻ってきたので二人でラムしゃぶを食べた。二人ともサッポロクラシックの500ml缶を買っていたのが笑った。息ぴったりだな！
いまの職場に、以前の職場の同僚がいて会うと話すのだが、彼は同居している親の介護のため週4日勤務にしたと言っていた。仕事は協同であって組織で動いているから、自分が他人より出来るか出来ないかの競争ではない。週4日とかだとずいぶん楽だと思うし週3日で食える世界ならいいなぁと思う。まぁ今は無理だ。1週間は長い。今週は仕事以外のこともあって疲れた。週末は暑くなるようだ。
バスで仕事から帰ってくると最寄り駅の近くでお祭りをやっていた。連れに連絡して一緒に行った。焼きそばやインド風鳥串（チキンティッカ）を食べた。カラオケ大会があって、僕と連れはずっとここで僕が「SWEET 19 BLUES」を歌ったら面白いだろうなというネタを温めている。今年も歌えなかった。そもそも雰囲気は分かるけどサビしかよく知らない。準備ってものが必要だ。
お祭りでビールが入ってしまったので断酒という訳ではないけどしばらく飲んでなかったからアルコールが久々だった。もう量はたくさん飲めないけどそもそも飲む必要はないのだ。
気の重い会合があった。言いたいことは言ったつもりだが、ヘドロのように心の底に気持ち悪い何かが残る。嫌だなぁ。だから嫌だった。早く洗い流したい。吐き気がする。思い出してもイライラする。
早く家に帰ってバヤン弾くところを想像して耐えた。身悶えそうだった。自由ってなんだろう。
これは初めてのことだが整髪料をつけるのを忘れて出勤してしまった。だから髪はぼさぼさだ。マンションのエレベータ降りる時点で気付いたが、誰も僕のヘアスタイルなんて気にはしないからいいかと思ってそのまま行った。物忘れがひどくなってきた…。忘れたいことはもっと他にあるのだが。
僕はまるで金曜の夜から日曜深夜までの記憶を失くしているかのように、月曜日の朝には頭の中がまっさらになる。クリアになっているという意味ではない。空っぽになっているのだ。ここはどこだろう？と思う。月曜の朝から金曜の終業までずっと気が抜けない。そら疲れるだろうし血圧も高くなるわ。何度も書くが以前よりは幸せだと思うし不愉快さはないが愉快と思うほどのこともない。一個人を個性のある人間として扱える人は少ないのだと思わざるをえない。誰しも単なる労働力＝歯車やロボットとして扱われなかったら感情を失っていくのだろう。まぁそれでも生きているし生きていくのだ。感情を大切にしよう。負の面も含めて。
