やることも大してないので引っ越し先の賃貸物件をSUUMOアプリで検索してはお気に入りに登録していた。今やっても仕方ない、今引っ越しできる訳ではないのだから。でも当然ワクワクが止まらない。マンションを売るというより、単に引っ越しという変化に興奮しているだけなのだろう。見ているうちに大体の相場感も分かってくる。
依頼することは決まっている。一に立地、二に立地だ。絶対譲れないのは立地と(管理費等を含めた)家賃の上限金額、あとは2階以上という点ぐらいだ。築年数にも内装にもこだわりはない。あればよいのは、オートロック、エアコン、あ、独立した洗面所とバストイレ別は、それに洗濯機置き場も外せなかった。いくらなんでも洗濯機用の排水溝がない物件はないと思うけど…。
一方、マンション売却については、三つの媒介契約について調べる。僕の場合は専属専任媒介契約が良いと思う。結局は大手と契約することになるだろうな。居住しながらの内覧対応はできないので、流れとしてはこうなるか。
~2025年末:複数の不動産会社に査定依頼、不動産会社の評判調べ
2026年1月~:移転先の賃貸物件探し
~2026年3月:引っ越し、マンション内装ハウスクリーニング
2026年4月~:不動産会社を決めて媒介契約締結、売却
言うまでもなく、4月まで売却を進められないのは、今期マンション管理組合の理事を務めているからだ。途中で売ってしまい区分所有者でなくなれば自動的に理事から降りることになるだろうしそんなの僕の自由だが、さすがに最後の最後で迷惑をかけるようなことはしたくない。さすがに4月に媒介契約を締結して仮に幸運にもすぐ買主が見つかったとしても今月末まで引き渡しできません、というぐらいは叶うだろう。いくらなんでも。マンションの管理会社には別ルートで「売りに出されている」という情報は行くものだろうか?まぁ行きそうだよな。この後いなくなる所有者が理事をやっているというのも噂になると良くない。マンションの将来に責任持てない者が理事をやっているというのはね。(輪番制でやりたくもないのにやっているので知ったことか、とは思うものの)それに耐えられるのが一ヶ月ぐらいかなと考えた。例年4月末近く、GW前に管理組合の総会があり、その終了をもって理事ではなくなる。そしてすぐに売却ができれば一番良い。
つまりは「売り先、買い先」で言うと、買い先である。売主たる僕は先に賃貸に引っ越しして、マンション内装をクリーニングして、空っぽの部屋の内覧対応を不動産会社に代行してもらい、あとは売れるのを待つだけ。その会社で買主が見つからなければ別の不動産会社と専属専任媒介契約を結べばよい。もちろんデメリットはある。引っ越し後も売却が完了するまではマンションの管理費・修繕積立金や固定資産税も払わなければならない。それでも居住中に掃除して内覧対応なんて無理だから、それは仕方ない。そこはケチらない。なんのために何年も旅行もレジャーもしないどころか外食すらせず毎月小銭を貯めているのか?こういう時に「金で解決」するためだろう。内装すべてのクリーニングがダスキンのサイトで見たら大体10万円少々だ。「金で解決」しよう。
早く動きたいものだが今は情報収集しかできない。気だけ焦る。