今週、かなり何日も悩んだ挙句、通販で15,000円ほど使った。こんなバカなもののためにお金を使うか…というところで悩んでいた。たぶん買うだろうけど、気持ちにどういう落とし前をつけて買うのか、自分でも分からなかった。しかし週末までに届くには、時間的なリミットがあるのでそう長く悩むこともできなかった。
最終的にどういう決め方したか分からないが「馬鹿になろう」と思って買った。馬鹿にならずに買わないでいるよりいい変化があるかも知れないじゃないか、たとえそれが無駄だったとしても、というのが今回の言い訳だった。
果たして、それは無駄な出費だったと届いてから知った。でも届くまでは楽しかった。届いてからもなぜかすぐに開封せず手元に箱を置いていた。元より最近は遊びの少ない生活である。食材を買って、食べて、寝て、働いて、税金や光熱費が引き落とされ、楽器を弾き、動画を観る。それだけの生活だった。意図的な倹約ではないのにただ貯金が増えるだけで、楽しいことは特にない。そんななかでは、無駄な出費だったけど購買欲だけは満たすことが出来た。また今日から元の生活に戻ろう。倹約はゲームで、散財は遊び。どちらも同じ根っこである。
