昼間、起きてる間が充実して幸せじゃないときっと夜の時間も幸せにはならないだろう。夜だけ別人になって幸せになろうとするのは間違いだ。昼の時間をどう過ごすかだ。働く時間。ごはんを食べる時間。何もしない時間。「せめて夢だけでも楽しいものを見させてくれ」と願うばかりでは楽しい瞬間は訪れない。でもなかなか昼間に幸せを感じることは少ないものだ。繰り返し繰り返し何かの不安がやってくる。どこからか変化がやってこないだろうか、いや来るようで来ない。そしてまた夜がやってくる。明日こそいい日にしよう。せめていい夢を見ようじゃないか。…
…というのが次の曲に込められた思いです笑。決して僕の近況を書いたんじゃありません。20年前、きっとそういう時期に書いた曲なのです。本当の意味でノクターンだね。あぁそうか、書いてて気付いた。僕はバヤンで性格的小品みたいな曲を作りたいんだね。アコーディオンのためのノクターンとか。そうか。やっぱ僕はジャズの人ではないな。なんとなく、発想が。でもなかなか自分の音楽を言葉で説明できない。曲でしか表現できないんだよ。