2020-11-21 シシャモ 外出は自粛して、家でゆっくり過ごした。出たのは連れと行ったスーパーだけ。地物の本シシャモを買った。水産業界紙の記者をやっていたころ、僕はシシャモを担当していて、なんだか思い入れの魚なのだ。二つの河川でしか獲れないとか、そもそも秋サケと同じ遡河性なんだとか、1年周期で豊漁と不漁を繰り返すだとか思い出しながらフライパンにクッキングシートを乗せて焼く。腹から出た脂が魚体に戻り表面に焦げ目ができたらひっくり返す。とてもおいしかった。これはビールがすすむ。せめてありがたく消費しよう。