ボンかすLIVE

春日井ボンのボンかすLIVE

バヤニストの独り言

地震日記(1)

さて書きましょうか。書ける状態になったので。

 

「明日は休みだ!今日は夜更かしする!」と連れを寝かしてネットをだらだら見ていたら揺れを感じた。間違いなく人生最大だった。すぐに連れの寝ているベッドに行った。部屋中から色んなものが落ちる音がする。たぶん3分ぐらいだと思うけど10分ぐらいに感じた。落ち着いてからNHKを見ると寝癖のついたアナウンサーが喋ってた。札幌は震度5強ということだった。震度1-2程度の余震がしつこいぐらい何度も続く。「いやぁ寝れないよね」なんて言ってたらふっと電気が消えた。

 

防災グッズは用意していなかった。掻き集めたのは、僕の懐中電灯、連れの電池式ラジオと手作りキャンドル。よく分からないけど軍手。トイレに行って絶望が襲った。マンションは停電すると水道が出ない。溜息が出た。

 

その夜は何度も、最大震度3程度の余震に苛まれながら眠った。スマホの充電は残り70%ぐらいだった。連れと公園に行き、持ってったペットボトル数本に水を汲んだ。ラジオによると停電は離島を除く全道で、水道は出るところと出ないところがあるらしい。少なくともうちの近所は戸建てでは水道は出ているようだ。公園にまで行列はなくてよかった。ばしゃばしゃ顔を洗ったら気持ちよくてびっくりした。

 

人をあざ笑うかのような晴天というのか、日差しが馬鹿みたいによかった。お店はどこもやってない。リュックを背負った人がみなとぼとぼ歩いてる。信号はどれも消えている。今まで見たことがない、ちょっと不思議な光景だった。

 

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札幌は災害の少ない町だ。全国のどこかで震災があっても比較的、影響のない町だった。少なくとも僕は30年近く札幌市内に住んでるけど、今までこんなに長い停電を経験していない。僕も含めて「札幌は大丈夫」だと思ってるから、備えをしていない人も多いのではないかと想像する。たかが電気が消えて水道が出ないだけだが、色んなことが少しずつ出来なくなってくる。

 

日の入りが近づいてきた。連れのラジオは本当に唯一の情報源だった。スマホの残り充電もあとわずか。早い夕食に、冷蔵庫にあった残り食品のベーコン、とろけるチーズ、牛乳、冷凍ごはんの皆さんをごった煮にしたチーズリゾットを作りました。なんかめちゃくちゃうまかった。普段の晩御飯よりいいものじゃん…。

 

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食べ終わったら急速に眠くなった。電気ないと本すら読めない。寝るしかないのだ。余震はだいぶ減ったけどどうも落ち着かない。身体は疲れているというのに。