春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

すべてはつながっている

新曲で上手く弾けない箇所がある。不思議なことに、その箇所だけなら間違えずに弾けるのだが、その前から流して弾くと必ずのようにミスをする。間違うのはベース側である。アコーディオンの左手というのは見えないので場所感覚でやるしかない。ふだんはこういう、自分で作ったはいいが弾けない部分は気合いで弾けるようにする。50回でも100回でも意地になって練習してクリアするのだが、今回そこだけだと弾けるというのが普段と違う。続きだと弾けないというのは、その場所にかかった時の運指か体勢に問題があるのだろうと推測した。冷静に比較すると、その直前で右手に注意がいってしまって左手が正しい動きを出来ないのだと分かった。右手のメロディーの弾き方をレガートからスタッカートに変えたら、なぜか左手のミス率が下がった。ならば採用。右手の奏法が左手の演奏に影響していたのだ。この発見はちょっと面白かった。きっとすべてはつながっている。