春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

哀しいことに慣れてはいけない

僕がバイトと呼んでいる派遣の仕事について、派遣会社から契約更新するかどうかの確認メールが来た。契約更新は3ヶ月ごと。次は来年1月末までの3ヶ月になる。連れに相談はしたが、結局決めるのは自分だ。シャワーを浴びながら考えて、契約を10月末で終了することにした。

 

僕は昨年9月末にそれまで働いた仕事を退職して別業界への転身を図ったがとどのつまりまともな会社には入れなかった。だからこうしてバイトをしている。ずっと言っていたが「できることとやりたいことは違う」。でも失業給付が終わるまでに叶わなかったんだ。「できること」を派遣の仕事でちょちょいと決めてなんとか食いつないでいる。

 

辞める理由は一つ、楽しくないから。仕事の内容じゃなくコミュニケーションの質の問題だ。簡単に言って人間関係。給料よりも何よりも僕が優先するものがいまの会社にはない。以前が管理者だったからそう思うのかも知れない。それ以外に大きな不満はないんだけど、だからと言って続けるモチベーションはない。生活の(低いレベルでの)安定があるということを除いて、なにもない。

 

これから初ライブに向けての準備とともに、転職活動も本気でやらなければいけない。忙しいが、忙しいのは楽しいことのはず。きっと…。無謀かも馬鹿かもしれないとは思う。時々とても怖くなる。それでも今のところに長居する意味が感じられない。だから前へ進もう。

 

楽しいことのために生きてみるか?哀しいことに慣れてはいけない。

 

静かでクリアな

朝起きたら10時だった。珍しい。いつも休日でも7時半に起きるというのに。

 

午前中、連れと名刺を完成させて、ラクスルに発注した。数日後には届くだろう。楽しみだ。次の休みに美容室の予約を入れた。準備万端ってとこだね。

 

体調のよい午前中の練習は調子がよかった。多少曲の手直しをした。洗濯しながらのんびり過ごして夕方に連れとイオンに行った。帰ってきたのが18時半。表面上いつもの休みとそう変わらないけど、なんか全然違う。昨日、名刺づくりを通して方向性が明確になった。セルフブランディングと言おうか、自分が新聞に乗った時の見出しみたいなもんができた。だからすごく先を見る視線がクリアになったような、そんな気分。悪くないね!

 

連れが少し体調を崩したようなので、無理しないように言った。

 

名刺に書くべき夢や希望

ライブが近いので作りかけだった名刺を完成させようと、連れと一緒にPCを前に試行錯誤していた。

 

裏面に「こうなりたい!」「これをしたい!」みたいな夢とか希望を書けばいい、例えば音源を作るとか、楽曲提供もしますとか、いまは興味ないかも知れないけどさ、と連れに言われたんだけど、夢ないんだよなぁ。ただオリジナル曲を作って弾ければ僕はうれしいんだけど…。でも名刺が次につながるチャンスになることはままある。チャンスをやろう、助けてやろうと見た人が思ってくれるような内容は確かに効果的だろう。しかもなんというか会社の名刺とかじゃない。会社の名刺は現実を書かなければいけないが、個人の名刺は逆に実現したい夢を書くものだとかどっかで読んだことあったな。

 

音楽活動を通しての夢や希望とはなんなのか。あらためて自問自答してみた。これまでただ作曲と演奏が楽しくてやってきただけだ。なにかありそうなのに言葉にできない。

 

前に進めるために、デザインのバランスを見る目的で連れが適当に考えて書いたのが、「SAPPORO CITY JAZZに出演することを夢みて…。」という文章だった。もちろんこれは例え話だ。にしても別に何か有名なイベントに出たいってのは、ない。SAPPORO CITY JAZZ 出演は名誉なことだろうけど別に目標じゃないなぁ。あ、そうだイオン発寒で無料で生演奏してるでしょ、あれには出たい。それはたしかに目標だなぁ。連れにそう言うと「じゃぁそれ書いてもいいじゃん、叶ったら名刺作り直せばいい」と言われたけど、それもちょっとねぇ。名刺にイオン発寒て書くのは気が引ける。

 

じゃあ楽曲提供は。いやー別にしたいわけじゃない。演奏もソロでしたいから仲間も欲しいと思わない。音源作って売ろうとかいう時代でもないような、というかDTMの時はサウンド作りにこだわったけど、今はそういう音楽をやっていないから。もっとこう息遣いのある音楽というか。生演奏だから価値のあるような。

 

なんてことを雑談してるうちに、僕は自分の奥底にある願いに完璧に気がついた。それを連れに話しているうちに連れもその内容を理解して、そして完全にすべての「これしたい」「これ興味ない」っていう好き嫌いの理由が全部つながった。そうか、願いは一貫していたんだ。

 

ここではそれを書くべきじゃないだろう。だから、名刺に書く。完成間近だ!

 

初ライブ決定しました!

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札幌市北区のCuanto norte さんでボンかすのライブ初出演が決定しました!

 

春日井ボン ライブ情報

▼日時:2018/10/08(月)17:00ごろ

▼場所:スタジオ&ギャラリー Cuanto norte

    札幌市北区北24条西4丁目3-1 第3タイガービル3F 

▼ワンドリンクオーダー制

 

 

とまぁ日時がこうして決まった。長かったね~楽器もないのにライブを目指すと言ってブログ開設し1日も欠かさず投稿して588日目のライブ情報。

 

バヤン弾き語りの最後のライブから21年、DTM時代のZepp札幌でのラップ(僕の黒歴史)から17年くらいか。歌やってた頃はライブは普通のことだったけど久しぶりに出る側になることにワクワクしてる。出演は時間にして20分程度だけど僕にとっては貴重な一歩だ。これからどんどん外に出て行こう!

 

興奮してきたな!

昨日は記念すべき日だ。地震後の停電時にスマホを充電させてもらったライブバーのマスターから10月8日のゲストライブに出演のオファーをいただいたからだ。V-Accordionを弾くようになってから初めてのライブができる。興奮してきたな!

 

そもそもこのブログは最初、20年ぶりにバヤンを弾こうかなということから始まった。V-Accordionを買うまでが第一章、初ライブを実現するまでが第二章と書いている。つまり第二章の終わりが近づいているということだ。オリジナル曲が増えてきてとりあえず一人で30分持つセットリストを作った。だけど人前で弾くのにどこが適当か、いつでもできると思いながらも具体的な場所が見つからなかった。

 

今回は本当に偶然の産物だ。ライブやったら店名も書いていいんだろうけど、そのライブバーというのも近所にそんな場所があることを知らなかったし、連れがツイッターでたまたま見つけてくれたけど、北海道で地震が起きなかったら行ってなかったわけだから、不思議な縁である。地震と停電と断水は決して愉快なことではなかったけど、僕にとっては貴重な時間だったのはそういうことだ。

 

さて、後はその日仕事が休めるか。僕の仕事はシフト制でまだ10月シフトは出ていない。出勤日の流れで言うと通常の計算だと休みになるタイミングなんだけど、10月8日って祝日なんだよね。風邪ひいたとか言ってズル休みするのは嫌なので、最終的には私用だと言って早退する(事前に早退を伝えておく)のが現実的な方法かな。ライブには絶対出る。僕にとっては最高のタイミングでのチャンスだから。

 

駆け上がれ!ボルダリング奏法

V-Accordionでいうと右手の手前から向こう側へと、下から上に駆け上がるフレーズがなかなかうまく弾けなかった。以前は弾けたのがしばらくその曲の練習をしないうちに失敗率が高くなってしまった。そこで、いっそのこと低いキーを押した反動で指を上にずらしていき弾くと…うまく弾けるようだ。

 

静かなフレーズじゃなくタッチとか音量をそれほどは意識しないで済むパートなのでなんとかこれで大丈夫。この弾き方、今まで試したことなかった。指とかの力の入れようがいつもとは違う。言葉ではうまく表現できないので、ボルダリング奏法と名づけよう。勢いづけるので着地点(次に押すキーの場所と指の方向とか傾斜)がどんぴしゃでなきゃいけないけど、こりゃもう慣れだろう。何度も練習しよう。

 

 

止まった時計

YouTubeのチャンネル登録者が14人に増えていた。ありがとうございます!登録者が増えたのはなんと4ヶ月ぶりだった。日本人の方のようだ。本当にうれしいです。

 

先日、朝バイトに行く前の身支度でいつもの腕時計をしようと思ったら止まっていた。たぶん買ってから3年は経つはずだ。別の腕時計をして(メタルベルトが重いからあまり会社にはしていかないやつ)、さっそく昼休憩の時間に小さな時計屋さんに電池交換で持っていった。仕事帰りに取りに来たいと言うとプラスチックの番号札を渡された。連絡先すら聞かない。なんとサッパリしてるんだろう。でもたしかに必要ないもんね。仕事帰りに寄り、動く腕時計が戻ってきた。また何年か動いてくれるだろう。