春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすLIFE

バヤニストの独り言

いつもとちがうこと

もしも たとえば着物を着たら

着物で街をあるいてみたら

ほんのすこし注目されて

すこしだけ非日常でいられて

いつもの街に見えなかったものが見えるかも

 

僕にとっては人前で楽器を弾いたり歌うのはそれと同じようなもの。

ふだん着ない服を着て、いつもの街をあるくようなもの。

どこか知らない場所にいけたり、知らない人に会える気がするもの。

 

いつもの仕事の帰り道、なぜだろうほんの少しだけ違うことをしてみようと思った。家からは遠くなるが電車に乗ってみようか?いや帰りが遅くなるなと考えて無計画に駅を出てみたが、雨のような雪が僕の気持ちを挫かせた。それでもいつもの地下鉄には乗らないつもりで、地下街への入り口を入り今日のごはんでも買うかと歩いていると、地下街の常設ステージで四重奏のクラシック音楽が演奏されていた。目の前で楽器が弾かれている空間はここちよい。電車に乗っても屋外を歩いていってもこの四重奏は聴けなかった。しばし目を閉じて音に包まれた。曲が終わり「盛大な拍手を」と言われ収まりかけた拍手が再び強くなった。なんだか拍手をせずにもっと聴いていたかったな。その場所を離れてゆくと、すぐに眼鏡屋の店内から流れるBGMがクラシックを打ち消した。その先にある雑貨屋でふだんしないことの延長で雑貨を買った。

 

結局いつも乗る地下鉄に乗って自宅に帰ってきた。だけど買ってきたものを見ていると今でもすこし、たのしい気分になる。週末まであと一日だ。