春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

ガム(覆水盆に返らず)

ベッドのそばにチューインガムのボトルを置いている。時にベッドに横たわり、動画をだらだら見ながらガムを噛むのがたまのストレス解消というか暇つぶしになっている。昨日、つい手を滑らせてボトルを落としてしまい、床にたくさんのガムの粒が散乱した。いつかやるのではないかと思っていたが、やってしまった。開けて間もなかったので被害も甚大。

 

こうしたうっかりミスがこの2年ぐらい増えてきた。つまりこれは老化コストである。今までの人生で僕は手を滑らせて物を落とすなんてことは一度もなかったが、この2年で激増した。それでも一般の「おっちょこちょい」と同じレベルだと思うが、そのうち老化が進むと「おっちょこちょい」を追い越すだろう。

 

連休で映画を4本ぐらい観た。大いなる幸福と大いなる試練が振り子のように起こる、ある切り取り方をすればそのようなプロットが多かった。作劇の種類の一つなのだろう。ふと思った。大いなる幸せが大いなる試練の上にだけ成り立つのであれば、僕には人生を変えるほどの幸せなど来ないのではないか…。せいぜいガムが安く手に入るぐらいの幸せしか起こらない。なぜなら大きな試練も起こりえないし、それを避けるようにして生きているからだ。てなことを考えながら、なんとなくマイレボリューションを口ずさみながら新しいガムのボトルを買って帰った。明日を乱す、ねぇ。