道新の購読料が来月から500円アップの4,300円に値上げされると今日の紙面にあった。言わずもがなという感じ。どう考えても個別宅配する新聞というものが利益を上げられる時代ではないだろう。僕は新聞が好きだ。興味のない記事に触れることに刺激がある。社会との接点が薄い者にとってはしょうもないローカル記事でも人と話したように楽しい。デジタル版のみだと3,300円据え置きだが、デジタル版だと読まない自信がある。時間のない時はタイトルだけでも、興味のない経済面とかすべて目を通すことを毎日するんだと半ば強制的に自分に課している。新聞を読まないと一日が始まらないし、終わらない。
だからまだ購読はやめない。月500円なんてわずかだが…、しかし、新聞だけでなくすべての価格が上がっている。食費も電気もガスも灯油も、社会保険料も住民税も。半面、給料だけが上がらないので笑える。上がらないというかなぜか減っている。今月も貯金ができないと自分を責めていたが、良く考えれば出費が多いのは贅沢したからではなくすべての価格が上がったからだ。新聞の値上げだけで暗い気持ちになった。
