春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

腕時計を買う (11)

注文していた黒の革バンドがAmazonから届いたのでグレーの革バンドから替えてみる。グレーと同じシリーズの製品。クリッカーがあるので数秒で付け替えができる。

 

同じ革でも印象がまったく違う

 

あら不思議。同じ革バンドでもまったく印象が違う。もっと言うと黒革バンドはデザインとして完成している。どこかで見たことがあるという雰囲気。腕時計は「白ダイアル(文字盤)の三針(か二針)で黒革バンド」、というのが最大のフォーマルスタイルなのだが、頷ける。最初からこういう腕時計だったと言われても分からない。腕元がぐっと締まる。言ってみればグレーだと「こんなの付けてみたよ」という顔をしているが、黒は「わたくし、こういう者です」という感じ。それぐらいの違いがある。やってみないと分からないものだね。

 

ひとしきり眺めてから、元のメタルブレスに戻すことにした。付け心地はメタルブレスが一番だ。フォーマル…というか具体的には以前書いたように葬礼ぐらいしか想像できないが、機会が訪れた時に黒革へといつでも替えることが出来ると分かったから、元に戻そう。

 

メタルブレスに戻すのは外すより難しい。外すのが2分としたら、戻すのは初回は10分ぐらいかかった。金属は固く遊びがない。片一方を穴に入れてからもう片方のバネ棒を引っ込めて入れるということは出来ない。最初の片方は穴に入れずバネ棒を引っ込めた状態でラグの中にだけ入れ、もう片方のバネ棒を引っ込めて両端を上手にラグの中で微動させて同時に両端の穴にバネ棒を滑り込ませる。バチン!とハマる瞬間が気持ちいい。コツが分かったので2つ目は1分ぐらいで出来た。

 

それぞれの魅力

あぁ面白かった。腕時計好きが一歩前進しましたね。