春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

シュッポ

思った通り、新しい曲はベース音の選択によって一気に特別な響きになる。右手のメロディーとしては平易なものだが合わせる左手のベースによって和声としては複雑になりそこに感情を与えることができた。こうなるとますます作曲が楽しくなる。

 

リズムはまだ決めてない。鼻歌だとシンコペーション気味に跳ねるといい感じなのだが、アコーディオンとしてはやや弾きにくい。無理してやるほどとも思わない。いい曲になるかどうかは、違和感のなさであろう。それがアコーディオンとして自然なリズムであれば、よい曲になる。腕時計で言えば革バンドが黒だと急にグッと締まるあの感じですよ(腕時計で言うなよ)。おぉこれだ、というリズムを選ぶべきだ。これは曲どうこうというより楽器と編成の問題だと思う。アコーディオンの独奏だからこそ一番映えるリズムにすること。

 

作曲は始まるまでは腰が重いが、始まるとずんずん進んでいく蒸気機関車のようだ。加速して止まらないんじゃないかという段階が一番楽しい。