春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

独奏が好き

自分の好きなことを好きなスタイルでやってるのは心が落ち着くよね。

 

僕は、インストの独奏が一番好きだ。ピアノやギターやアコーディオンのように同時に発音できる楽器の場合、それらがもしくはそれらとベースやらドラムやらボーカルやらが入っていわゆるバンドの形態で演奏してるライブがあったとして、セットリストの中で例えばピアニストが一人で弾いている曲があったとしたら…僕はそれだけが好きだ。様々な楽器で曲を演奏しているのも好きなんだけどどっちがいいかっていうと独奏がいい。そこの部分だけ抜き出して聞きたい、と思う。

 

だから独奏のスタイルでやっている。時間をかけて何人かで僕の曲を(そんな機会があったとして)やるのより、「一人の人間がひとつの楽器でいま演奏している」というのがスペクタクルを感じる。一人ですべてコントロールして聴いてもらうという感覚。それに勝るものがない。

 

だから今、自分で作った曲を自分が一人で演奏してるのが楽しい。誰かとやろうと思わない。楽しさがなくなってしまう。自分の好きなことを自分の好きなスタイルでやっているのが、一番楽しいんだ。誰になんと言われようが。

 

ストリングス音色の魅力

前回の曲からV-Accordionのストリングス音色に少しハマっている。

 

FR-1xbには二つストリングス音色がセットされていて、ひとつは「わー」みたいなコーラスが重なってる音色。キーボードなんかでよくあるような。本当にV-Accordionアコーディオン型のキーボードなんだなぁと思う。

 

ストリングスは発音がほんの少しだけ遅れる気がする(パラメータで変更できるかも知れないが)。そういうつもりで弾かないといけない。ベローズを閉じる動きの時ほんの少しベロシティが弱くなる時がある。これも設定で変えられるが、割とベローズのエクスプレッションを受けやすい。と言ってもクラリネット音色やサックス音色ほどではない。

 

僕がまったく使わないのは多分あれかなー、トランペットとかトロンボーンとかのホーン系音色。こればかりはちょっといかにも安っぽくてどうしようもないので練習の遊び程度にしか使ってない(僕はロッキーのテーマを弾いてみただけだ)。

 

僕の印象では、ストリングスの響きは人間くさい「いやらしさ」がない。ややおごそかな感じ。「いやらしい」響きを出したい時には気分的にはそぐわないが、和声もきれいにどの音も聞こえるし、単音での動きにも力強さがある。逆になぜか繊細さにかけるかも知れない。目一杯弾くと、「ぶぉー」みたいな勢いがある。一人オーケストラをするならちょうどいい。

 

最初は使わないなーと思ったけどレパートリーのバリエーションが増えてくるとこれもいいなぁと考えが変わった。聞いてる人はどう思うのか知らないけど…今度感想を聞いてみよう。

 

自己紹介が難しい理由

どうも~、春日井ボンです。僕はアコーディオンを弾いています。

 

などと、音楽活動の自己紹介をする時が難しい。何が難しいかと言うと、

アコーディオンV-Accordion

V-Accordionがボタン式。

・ボタン式の中でもバヤン配列。

・オリジナル曲しか弾かない。

・オリジナル曲がアコーディオンぽくない。

という5つの理由があるのです。別に自慢げに語ってるんじゃなく、本当に、だから自己紹介で困ることになる。かと言って卑下してる訳でもないですけど。

 

V-Accordionはどっから見てもアコーディオンだろう。だけどそもそも電子音が出るとそれだけで説明に困る。でもこれはまだ序の口で。

 

ボタンアコーディオンについては多少知ってる人以外は「へぇ」程度で収まる。まぁ見た目はアコーディオンだしね。20年前よりは驚かれなくなった気はする。

 

バヤン配列。今のところ僕は日本人のバヤン奏者にまだお会いしたことがない。僕が存じ上げないだけなので、いつかお会いしたいものです! しかしよく考えたらボタンアコーディオンの時点で「?」となってる人相手に「これはバヤン配列です!」と説明したところでまぁどうでもいいことだろうな。ところでロシアではバヤンとアコーディオンは完全に別物。バヤニストとアコーディオニストは別の人種。

 

練習ではオリジナル曲以外も弾くけど…ポリシーがあって人の曲は人前で弾かない。短い人生だから僕が死ぬまでに少しでも僕の曲がこの地球で鳴り響くように、演奏の機会さえあれば絶対に自分の曲を弾く訳です。20年前に弾き語りしてた時はカバーもやりましたけどね。

 

本当に自慢でもなんでもなく、僕がアコーディオンの基礎を知らずに音楽を始めちゃったから、アコーディオンぽい曲を作れない。まぁあまり興味もなかった。くどいけどどっちが上とかではないだろう。僕は僕のアート、あなたはあなたのアートを創造する。それでいいのだ。

 

ということで春日井ボンの音楽、少しはイメージできましたでしょうか…?詳しくはぜひYouTubeをご覧ください。そしてチャンネル登録でもしてもらえればとてつもなく喜びます!!

 

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ただいまの最新曲はこちら。


Bon Kasugai - Taiga (original) V-Accordion FR-1xb Solo

 

古本屋さん

連れと二人で、近所にある古本屋さんに行った。豆本の展示をしているそう。ネット上では一切宣伝をしていないということなので僕も店名は伏せよう。豆本もそうだけど、店主さんの説明を聞きながら書物だけではなく飾られている品々をゆっくり眺めた。平日のあの心の持ちようとは無縁の、ゆっくりおだやかな時間を過ごした。僕も春日井ボンの名刺をお渡しした。何がどうなるか分からないからね。僕のマンションからすぐ近くにあって、そこでの営業は7年目を迎えると言うが、これまでまったく気が付かなかった。また行きたい。ありがとうございました。

 

今日はそのほか、リサイクルショップにダイニングテーブルがないか見に行ったり、買い物に行ったりした。このまま帰るのちょっと寂しいね、と話したけど他に行きたいところもなく、もう外は薄暗い。家でだらだら過ごそうと決めた。これからきんぴらごぼうを作る。

 

ささやかな休日だった。今だけは明日の朝から自分がどんな気持ちになるのかを考えたくない。お正月明けからまだ折り返し地点に到達しただけ。まだまだ長い。そして明日からが山場だ。来週を生き抜けば相当強くなっていることだろう。だけどなんとか理由をつけて途中でリングを降りれないか考えてしまう。あぁ、考えたくない。

 

Intermission Ⅱ

連れと昼過ぎに出かけた。大雪の後の晴天で西日がまぶしかった。カフェに行ってケーキセットを食べた。今日は円山エリアだ。連れはダイニングテーブルが欲しいらしい。どんなやつがいいのか形や材質やらを話し合った。今日はステーキ。夜はゆっくりする。土曜日って最高だよね。来週にも土曜日は来るのかな。その時の気分はどんな感じだろう。「大したことない、大丈夫」って自分に言い聞かせるのに疲れた。あと何Rあるんだっけ?ってな感じに忘れたい。すっごい別のこと考えながら職場で過ごしたい。

 

土曜日って最高だよね。

 

残り9R

金曜日が終わったので残り9Rとなった。なったのだがこれは一体なんだろう。なんの苦行なのだろう。一体この世界はなんなのだろう。パワハラの環境にいる人はみな同じ気持ちなのだろうか。パワハラとは環境だ。自分が責められなければ平気な訳ではない。そこにいるだけで不快なのだ。

 

残り10Rから9Rになる日であった今日は激しい打ち合い、ではなく敵から怒涛のパンチを受けた。ただもう時間が過ぎてくれれば僕の試合は終わるのだけど、ただでは終わらせないとばかりに攻撃を受ける。無駄だ。この試合は10営業日後に終わるのだから。なのになんの腹いせなのか、両手を後ろに押さえつけられながら殴り続けられるような8時間プラス不明な時間(賃金の発生しない労働時間は「残業」とは言わない)。リングに上がったことを悔いている。

 

想像した通り、来週の5日間は最大の山場になるだろう。逆に5日間を生き残れば後は指折り時間の経過を数えるだけだ。

地獄ってこんな感じ

はい、一日終わった~、残り10Rだ。流されそうになりながら必死でもがいている。真剣に、闘っている。昨日もロッキー3の動画を観た。今日は2か4見るかな。明日終われば残り日数が一桁になる。心の中は無に近い。残り5R時点とかキツそう。地獄はこんな感じ。自分に対して誠実にいたい。清廉潔白でいたい。それだけだ。