春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

いつものプロセス

曲を作り、演奏の練習と作曲を続けているうちに、「あれこの曲つまんないんじゃないか」という思いになり一時的に気持ちが萎えることがある。今の新曲で、今日初めてそう思う瞬間があった。大体、完成に至るまでの時間は興奮の連続で「天才じゃん?!何これ?」と珍しく独り言まで出たりするのだが、そこから毎日練習しているうちに徐々に新鮮味が失せてくる。しまいに「いい曲だと思ったけど大したことないんじゃないか」と思ってくる。

 

このプロセスはどの曲も同じで、そうでなかったことは一度もない。だから演奏動画の撮影もあまり日を置かない方がいいな。いずれ運指を何も考えずに弾きこなせるほど毎日何か月も弾いて、またその曲の良さが分かってくるし「ほーよくこんな和声もってきたなー」と他人事もように感心したりするようになる。ほかの人が作った曲、のように思えて初めてよい演奏ができるのかなと思っている。それが僕にとっての曲の成長であり、自分の成長なのだと。

 

だから心配はしていない。きっといい曲なのだ。