春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

終止フレーズ

新曲の終止フレーズを作った。これで曲は完全に完成した。実際には今は10月29日の晩であるが、嬉しいので予約投稿で書いている。

 

言うまでもなく、曲の終わり方は大事だ。練習の上ではこれまでずっと、この曲は最後の和声のロングトーンで何となく終わり、いつか終止フレーズを作ろうと思いつつもどうも浮かばなかった。だからその和声を変えたり調を変えたり、フリーハンドで「終わりっぽい感じ」をパラパラ弾いてみたり。だがどれもイマイチだった。僕は割とがっちりしたメロディーのあるフレージングを持つ終止が好きだ。言い換えると、鼻歌で口ずさめる旋律があるような終わり方。今回は、そのパラパラをフレージングし直す作業でベースに動きを出していくうちに「おや…」と思って弾き続けていると偶然出来た。「これだ!」と思って2回の繰り返しにして間を経過コードにしたり等とやっているうちに10分ぐらいで完成した。

 

作曲が首尾よく出来た日は本当に幸せだ。心が温かいというか、その日の夜、目を閉じる時に温かみを感じる。良い物を創り出したのだ、という誇らしい思いは何事にも代えられない。これはそんな幸せな日の記録だ。