春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

いくらでも失敗していいように

ブログを始めて1ヶ月たった。

 

実際のところV-Accordionの購入に「ざわざわ」するか連れに聞いてみたら「実はざわざわする」と言いにくそうに打ち明けてきた。あらま。

 

最近、仕事のストレスが溜まっているが、アコーディオンの購入がそれと関係してるんじゃないか、というようなことを連れは話してくれた。いまハッピーではない心持ちで何か新しいことを始めることに心配してくれているのかな。

 

連れが言ったそのまま書くと「高い買い物というのもあるけど、それよりも、今そのアコーディオンを始めたら何か変わると思ってるみたいだけどそれは違うんじゃないか」ということだった。そして「(僕の)音楽を聴いたことないのに勝手なこと言ってるね、これはわたしの問題だよ」とも言った。

 

少々のショックを受けた。連れの意見が絶対な訳じゃないし決めるのは僕なんだが、ちっとは応援でもしてくれるとうれしいななんて実は思ってたもんだから「違うんじゃないか」と言われたらそりゃ梯子を外されたように奈落に落ちてしまう。泣きも怒りもしないけどただ残念だぁという気持ちだった。いやそれは正直じゃない。素直に言うと、なんだよつまんねーな、なんでそんなこと言うんだ!ってところだろう。せっかく楽しいことを見つけたと思ったのに。

 

その夜、夢をみた。10歳くらいの僕が「なんで僕はこんなに若いの?」と言うと、心の友が「いくらでも失敗していいようにだよ」と答えた。

 

皮肉な夢だ。起きた時にその夢の中の会話をはっきりと覚えていたが、目を醒ましたのは10歳の少年ではなく、10歳の時に死んだ父と同じ年の男なのだから。悲しい朝だった。

 

そして一つ思ったのは、連れはきっと「音楽やって素晴らしくなりたいのかも知れないけど、音楽なんかやらなくても十分に素晴らしいよ」と言ってくれたんじゃないかってことだ。やるかやらないか、買うか買わないか、それとはまた違う次元の話なんだ。ざわざわレーダーは行動を止めるのではなく、シグナルなんだから。……

 

まだこの話は連れにしてないからそうじゃないよってなるかも知れないけどな。僕にはそんな気がしたのだった。そう考えると少しは気が治まった。

 

春日井ボン、さっそく存続のピンチだ!どうするどうなる?