春日井ボンのボンかすLIFE

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くだらんこだわり

真実の時を

仕事が終わると職場の最寄駅から2駅を歩く。最近の習慣だ。勤務時間はまったくもって心も頭も休まらないからクールダウンするのにちょうどいい。

 

行き交う人々の顔をみたりなんかしてぼーっと歩く。中心街なのでビルが多い。毎日8時間どう動こうかとこんなにオタオタしているけど、それもこの街で数多あるビルのうちのワンフロアでの話に過ぎない。別のビルの別のフロアでは別の問題でオタオタしている人たちがいるのだ。誰も問題の核心を考える余裕もなく、汗をかいている。無理難題を突きつけられ、100点など絶対に出せない。よくて65点出して給料をいただく。褒められもせず、文句も言われないがせいぜい35点分のお小言を上司から頂戴する。部下からは35点分の不満を突きつけられて「分かる!」なんて言っている。その時は本気だけど歩いてる時には幻だ。

 

2駅歩いて地下鉄に乗り、2駅過ぎると我が家が近い。音楽とごはんのことを考える。仕事はまるで忘れている。どうにもならんしなんとかなる。きっと割かし、なんとかなる…。

 

ここで生きて音を出していることだけは本当だ。だから大丈夫だよ、連れ。僕も一緒だから。真実の時をこそ、さがそう。