春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

変な曲の居場所 (7)

演奏動画を撮影している間にも早く新曲を弾きたかった。先日の完成宣言はあくまでよくあるプロトタイプの完成であって、これからもっとよくなる。作曲はこれからだ。

 

まず今回の曲は僕には珍しくリズム重視なのだが(どちらかというと他の僕の曲は和声重視ということになると思う)、抒情的な主題ができた。それも盛り上げ用のトリオっぽい感じとオープニング用の素直な感じで自然に上がっていくものと二つも。これはすごくよくて、自然かつ和声だけは自分らしく、正直たまらない。馬鹿みたいだが、今回は天才かもと思った。この二種類のメロディーのおかげで、まず最低限、この音楽は「曲」になった。代わりに長男メロディーはボツにした。ありがとう長男…君がいてこの曲を作ることになって、そしてもっといいものが出来たので君の役目は終わった。ありがとう、ありがとう。思えば不思議なものだ。

 

久しぶりに楽器を弾きだすと止まらない。気が付けば映画よりも楽しくて、おやつよりも満足する。変な曲だと思ってたのに、これは自分への革命になるかも…。