春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

掘り起こし

それからというもの、新しい曲の展開を寝ても覚めても一日中考えているが、まだ確定していない。これはオープニングなのかサビなのか分からないけど、完璧すぎる。頭の中で鳴らすと勝手に身体が動く。熊手のようなもので何度も土を掘り起こすような動きで、あごを中心に首と胸あたりまでがぐるんぐるんと。つまりグルーヴがあるのだ。自分の曲でこの動きになることは少ない。自分の曲でグルーヴを感じることは憧れだった。今回の曲ははっきりとそれがある。だから特別だ。

 

だが適当ではない展開を考えようとするとなかなか思いつかない。ここで必要なのは曲想を意識すること。それを自然に表現すればいいのだ、と分かっているが、何十通り考えてもまだいいものはない。もちろん、時間をかけてもいいからゆっくりいいものを作ろう。じゃないと勿体ない。一部だけがよい曲じゃなく名曲にしたいのだ。