春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

音楽の根っこ

バヤンをソロで弾くというマイナーな音楽をやっている僕だが、そりゃ音楽は何でも聴く。その時聴きたいものをYouTube等で聴いたりする。クラシックもロックもヒップホップもジャズもアニソンもKPOPも民俗音楽も。音楽を聴くと、無性に楽器が弾きたくなることはよくある。で弾くのだが、例えば自分のやっている音楽から全くかけ離れたような音楽を聴いて気持ちが盛り上がっても、自分がやるのはこういう音楽で、音を出してもなんか寂しくなったりするんじゃないか、と思ったりもするのだが、実際はそんなことは1回もなかった。不思議だ。壮大なクラシックでも、ハードロックでもEDMでも、どれも僕のやっている音楽の音とはまったく違うのに、その後で自分で楽器弾くとあぁ楽しいってなる。実は音楽って全部つながっているのではないだろうか。どれが上も下もない。およそ音楽と言える形式を持っているなら、きっとどれも演奏することは楽しく、同じ音楽の仲間なのだと。ジャンルの進化や盛衰がどうこうという話も嫌いじゃないが、本当は本当は…それはどうでもいいことなのかもしれない。少しだけ、音楽の根っこに触れた気がした。

 

だから僕は僕にできることをやるのだ。