とうとう最終回。ワインディングマシーンが本日、届いた。
自動巻きの機械式腕時計をワインディングマシーンでぐるぐる回すと使っていなくても手動でぜんまいを巻かなくてもよくなるという便利なもの。スイッチを入れると数分間回転と停止を繰り返す。まったくノイズも起きない。
なんといってもディスプレイボックスとして使えるのがよい。これを仕事用デスクに配置しチラ見しながらご満悦という訳だ。ずっと見てられる。好きな物に囲まれるというのはいいですね。
ただしネットでいろいろ見てみると、ワインディングマシーンには賛否があるという。これにつけて回してさえいればいいというものではないとか。手首につけて動くのと違い、決まった動きのみのマシンだと特定の部分が偏って摩耗する。りゅうずも時にはまわさないと油が固着する。ワインディングマシーンは車で言うと機械的に一定の時間アイドリングしているだけ。適度に走らないと車は錆びるという話もある。ワインディングマシーンにだけ頼らず、時にはぜんまいを巻き、もちろん使用して、やりすぎない程度にマシンも活用する。何事も適度に、バランスに気を使い…なんて手がかかるんだ。そしてなんて可愛いんだ。そりゃ愛着も湧きます。機械式を買ってよかった。
これにて本シリーズは終了。末永く使えますように。
