曲が大分固まってきたので作曲上のギミックを色々と試している。1小節だけだが右手左手のユニゾンも考えてみた。採用するかどうか分からないけど、面白い。別々の動きだと弾けるのに同じ譜割りを別の動きで鳴らすのって難しい。何度もやってこれは運動というかダンスみたいに身体に動きを覚えさせてやるのがいいと分かった。弾こうと思って弾くのではなく。高すぎない範囲で演奏上のハードルを設けてそれを乗り越えていくのは楽しいし、練習に力が入る。今週はこれぐらいできた、とか成長を感じられる。生活において他に僕に成長要素は何一つないのだが、演奏スキルがそれを受け持っている。年取ってから資格勉強とかも良いと思うが、僕はもうこれで行こうと決めたのだ。残りの人生かけて、ただ自作曲の演奏が上手になることだけが僕の目標である。ほかに何もなくて本当に清々しい。