春日井ボンのボンかすLIFE

春日井ボンのボンかすALONE

日本人バヤニストの生活と日々

平日のイメージ

平日(月曜朝から金曜の業務終了まで)のイメージとは、狭い部屋で頭の上に重い石板みたいのがあって、必死で両手で支えているようなもの。日を追うごとに石板はどんどん重くなり、膝立ちになって後頭部から背中でその石板を支え、潰されそうになりながらただ耐える。その日の仕事が終わると石板は浮いて天井に貼りついて降りてこないが、石板そのものはなくならない。朝になれば落ちてくるぞと言わんばかりに鎮座している。夜は束の間の自由を祝い、狭い部屋の中で楽器を弾いて過ごす。金曜日の仕事が終わると石板は目の前から消える。心が軽くなり楽器を弾いて過ごす。でも石板がなくなった訳ではなく透明化しただけで、実は天井にずっとあることに日曜夜に気づくのだ。そして狭い部屋はずっと変わらない。

 

この石板を破壊するには退職するしかないのだが、そしたら「この」石板は無くなるがきっと部屋がどんどん狭くなりいずれ身動きできなくなるだろう。転職したら部屋は少し広くなって動けるようになるが、新しい石板が生まれて、それがきっと日を追って重くなっていくのだ。石板とうまく付き合うしかないのか。年金がもらえる年になれば石板はなくなるのか。その時には健康問題とか、新しい石板が生まれるのかな。